我が家は集合住宅の最上階(といっても中層の建物なので大したことはない)、南東の角にあるのですが、日当たりが良いせいか、最近こんな来客があります。
反射して見え難いかもしれませんが、鳥です。
以前にBirder仲間のおじさんからもらった本で調べた感じでは、European Starlingという鳥で、ムクドリの仲間のようです。
防衛本能なのか、大群で集団行動をするこの鳥。一斉にどこかへ行き、そして一斉に飛来してくる。
日向ぼっこしてるだけならいいのですが、ピーチクピーチク鳴くんです。日によっては目覚ましより早く合唱が始まることもあり、安眠が妨げられることも。
そしてみんながう●ちをする… 飛来してくるとき、多くの個体が口に何かの実らしき赤いものを咥えてるんですが、食べたら出す、野生だからしょうがない。幸いハトやカラスのう●ちなんかよりは大分始末はいいです(実が砕かれて乾燥したような状態の物なので、風で勝手に飛んで無くなってます)
前出の本によるとこの鳥、北米では害鳥という認識らしいです。
集団で飛んできて、穀物や果物を喰い荒らし、在来種の巣を奪ったりもするらしい。
もともとはユーラシア大陸の種らしいですが、1890年代にニューヨークに持ち込まれ、そこからアメリカ大陸に生息域が爆発的に広がったそうです。連れてこられた鳥に罪はないんだけど、なんだかねぇと考えさせられてしまいます。