遠い子供時代、フランス在住だった頃に出会ったガレット・デ・ロワ
ガレット・デ・ロワはエピファニーの日に食べるアーモンド餡のパイで、フェーブという小さい陶器の人形がパイのどこかに隠されている。
割り当てられたスライスにフェーブが入っていた人が当たりで、当たった人はパイと一緒に付いてきた紙の王冠をかぶってその日1日王様として過ごせる(=他の人を召使として使える)。 ―というのが我が家のルールだった。
日本帰国後も我が家の恒例行事となったガレット・デ・ロワ。
不思議なことに私が子供の頃は私や兄弟が当たることがほとんどで、我々が成長しきってからは年寄りとなった両親が当たるようになった。
面白かったのは結婚後初めてのガレット・デ・ロワでの出来事。その頃には日本でもガレット・デ・ロワを作るお菓子屋さんが増えて、デパ地下に行けば必ず手に入る品となっていたので買ってきたものだったのだけど、フェーブが陶器の人形ではなくアーモンド豆になっていた。私と夫が選んだスライスの丁度境界上にアーモンドがあり、結果二人のスライスに半々に入っていた(取り分けたら既に横から見えた・笑)。なのでこの日は新婚夫婦がKing&Queenになるという作り話のような出来事が起こったのでした。
切り分けた母は感触で分かったはずだけど、意図的にアーモンドにまたがるように切ることはできないと思うので、偶然なんだろうと思う。
神業なのか、何なのか、すごいなと思う。
エピファニー、日曜は逃したけどカトリックでは1月6日の固定祭日らしいので、今日夫とやってみようかな。
ガレット・デ・ロワはエピファニーの日に食べるアーモンド餡のパイで、フェーブという小さい陶器の人形がパイのどこかに隠されている。
割り当てられたスライスにフェーブが入っていた人が当たりで、当たった人はパイと一緒に付いてきた紙の王冠をかぶってその日1日王様として過ごせる(=他の人を召使として使える)。 ―というのが我が家のルールだった。
日本帰国後も我が家の恒例行事となったガレット・デ・ロワ。
不思議なことに私が子供の頃は私や兄弟が当たることがほとんどで、我々が成長しきってからは年寄りとなった両親が当たるようになった。
面白かったのは結婚後初めてのガレット・デ・ロワでの出来事。その頃には日本でもガレット・デ・ロワを作るお菓子屋さんが増えて、デパ地下に行けば必ず手に入る品となっていたので買ってきたものだったのだけど、フェーブが陶器の人形ではなくアーモンド豆になっていた。私と夫が選んだスライスの丁度境界上にアーモンドがあり、結果二人のスライスに半々に入っていた(取り分けたら既に横から見えた・笑)。なのでこの日は新婚夫婦がKing&Queenになるという作り話のような出来事が起こったのでした。
切り分けた母は感触で分かったはずだけど、意図的にアーモンドにまたがるように切ることはできないと思うので、偶然なんだろうと思う。
神業なのか、何なのか、すごいなと思う。
エピファニー、日曜は逃したけどカトリックでは1月6日の固定祭日らしいので、今日夫とやってみようかな。