今季で引退するニューヨークヤンキースのデレク・ジーター選手が、最後の出場ホームゲームでサヨナラ逆転を決めた。

私は野球のことは全く分からず(ルールすらよく分かっていない…)、日米問わずプロ野球のこともほとんど知らない。
なので上のニュースも日経のスポーツ面の記事で初めて知った。

でも彼を球場で見たことはある。一番最近は初夏に行ったホワイトソックス戦。
敵地にもかかわらず、彼個人の人気はすごいものがあった。
テレビのニュース(スポーツの部分ではなく)でも、彼の人間性については称賛する場面を多く見た気がする。

野球知らずの私はもちろん選手個人のこともほとんど知らない。でも、彼から放たれるオーラみたいなものには、職人気質で誠実な人なのだろうと感じさせるものがあった。スタンドから豆粒くらいにしか見えなくても、そのオーラは感じられた。

そんなかっこいい男には、ホーム最後のゲームでサヨナラを決めるというドラマが値する。
終わりよければすべてよしではない。全てをがんばってきたから、終わりもよくてあってほしい。そんな思いが形になったのではないか。
かっこいい男は、やっぱり違う。