僕はあとどれくらいキミと会えるだろう | 甘味処☆小猫 リターンズ

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ワカマツェンヌだったりヒロシマネーゼだったりチバリアンを経て博多っ子に落ち着いたコニャンヌです。
今度こそ小洒落たブログにします♡

高倉健さんが亡くなられましたね(;_;)

突然の訃報でびっくりです。心よりご冥福をお祈りします。

私は映画が好きで、健さんが出演されてた映画もけっこう見てたので、なんだか亡くなられたことが信じられないです。

 
ちなみに最近観た中で印象に残ったのは
深作欣二監督の「狼と豚と人間」という映画です。
1964年製作・・・もちろんモノクロです。

タイトルからすごいんですが、何がすごいって高倉健と三國連太郎と北大路欣也が3兄弟なんですよ(笑)

三つ巴で裏切ったり拷問したり殺しあったり・・・
なんとも昭和の任侠臭が漂うバイオレンスな映画なのです。

ストーリーは粗かったり、ツッコミどころもたくさんあるのですが、とにかく勢いと迫力があります。

こまかいことは良い!!こんな映画が作りたいんだ!!!という思いがスクリーンから溢れ出しそうな・・・そんな作品です。
昔の日本の映画って元気だったんだなぁ。

音楽の使い方もかっこいいし、今見ても新しい映画なので、機会があったら見てみてください。
ちなみにタランティーノもこの映画に影響を受けてレザボアドッグスを撮ったとか!!

・・・追悼番組でも中々やらなさそうですので(^^;;あえてオススメしてみました(笑)

 
こうやって考えると映画って不思議ですね。

すでに亡くなってる方でも画面の中では力強く縦横無尽に駆け回ってる。その姿は全く色褪せることなくて・・・

きっと作品の中で永遠に彼らは生き続けるんですね。

 
健さんの新しい作品を見れないのは残念だけど、これからも今まで出演された作品を愛してゆこうと思います。