「誰が音楽をタダにした?巨大産業をぶっ潰した男達」スティーブン・ウィット

めちゃくちゃ面白かった。

「ナップスター」なんかのファイル共有ソフトがめちゃくちゃ流行っていた時代を「CDを盗んでいた労働者、mp3を発明した技術者、大手レコード会社CEO」この、たった3人が作っていたとは驚き。。
この本、既に映画化も決まっているらしいので楽しみ。本を読まない人は本当に面白いので映画で是非。


パソコンを買って自分が持ってるCDを全部mp3にしてハードディスク一杯にしてたのに、いつの間にかApple Music、Spotifyみたいな定額の音楽サービスが出てきてCDを持ってることも、データを持ってることも意味がなくなって、楽しみではあるけど、この先どうなっちゃうんでしょうね…

音楽に付随しているモノを全て取り払った、純粋な音楽の価値ってどれくらいあるんだろ?これだけコンテンツが既に揃っている時代に新曲や新人バンドの価値も変わってくると思うんだよね。過去の有名な曲やバンドだって、知らない人からしたら新曲と新人だしさ。

自分が何万円もかけて作ってきた音楽コレクション以上のモノを今の子達は月額1000円で持てるなんて本当に羨ましいよ…(・_・;