MIXをしていると、どんどんトラックが増えたりして、見た目も中身もゴチャゴチャしてきます。
それを上手くまとめていく作業としてBus送りの仕組みを紹介します。

1.BUS送りが必要な理由。
トラック毎にReverbをインサートして増やすとエゲツない負荷がPCにかかり動きが止まります。
例えば20トラックのボーカルデータに20のReverb、Delay、Doublerなど空間系などをインサートしていくと流石にPCの動作が重くなり作業がしずらくなってきます。


2.ボーカルトラックにBUSBを作る。
ボーカルトラックからBus1を選択して作るとBus1トラックが立ち上がります。
ここにReverbをインサート。
ボーカルトラックのBus1のノブを上げるとReverbが入ってきます。
原音を残したまま、Reverbだけを足す事が出来ます。

写真の左から2つ目のトラックがBus1です。
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3.BUS送りは便利。
他の使い方として、ドラムトラックが20トラックあるとしたら20トラック全部をBUSに送ればドラムが一つのフェーダーにまとまります。
ドラムだけミュートしたい時に簡単です。
他のトラックも同じ様にやればミキサー画面が整理されて、何処に何があるかがスグ分かる様になります。 

写真の選択されたBus3トラックにDrumがまとまっています。
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Busを組んで慣れていけばMIXがし易くなるよ!
MIXをするならBusを習得だ!!!


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