いま読んでる本。

{9A0688DA-5DA7-41AB-BE6E-DBF68F8EF2AF}

作者の白洲正子はNHKでドラマ化もした有名な官僚「白洲次郎」の奥さん。

百人一首ってそれぞれの句に作者が居るけど実は確実に作者違うだろ!ってのが多いみたいね。有名なこれ↓

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ

天智天皇の作ってなってるけど、万葉集では作者不明ってなってるんだって。なぜ天智天皇の作になったかは諸説あるんだけど、言われてみれば天智天皇に農民の気持ちが分かる訳ないなーってのは思うよね。


あと二重の意味がある言葉を『掛詩』っていうらしいんだけど、これが出てきた時の「やるな!」って感じがすごい。。

小野小町のこれとか↓

花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに

下句の『ふる』は「降る」と「経る」の意味を重ね。
『ながめ』には「眺め」と「長雨」を重ねてあるっていう凄まじい句なのですよ〜


みんな百人一首って坊主めくりやるヤツだと思ってたでしょ??僕も思ってました。。

またねー