吉野源三郎「君たちはどう生きるか」を読んだ。主人公コペル君の学生生活で起こる様々な問題を通して、社会や他人との関わり方、人間としてより良く生きるにはどうすれば良いか、わかりやすいストーリーで書いてある。

コペル君というのはアダ名でコペルニクスからきている。天動説地動説を例え話にこんな文章があった↓

「この考え方は天文学ばかりの事ではない。世の中とか人生を考えるときにも、やっぱりついてまわることなのだ。」

良い事言いますね。
この本を読んだら「電車でベビーカーが邪魔だ」とか「近所に保育園作られるのうるさいから嫌だ」なんて言う人がすくなくなりそう。。

「肝心なことは、世間の眼よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。」

↑この文章も良かった。
自分の周りにも尊敬できる部分を持った人がたくさんいるなぁ~と思ったよ。

この本は本当にオススメ。
子供がいる人、教育に関わる人にはさらにオススメです。
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