Producer: キム・ギドク
Cast:
老僧 オ・ヨンス
中年 キム・ギドク
青年 キム・ヨンミン
少年 ソ・ジェギョン
少女 ハ・ヨジン
子供 キム・ジョンホ
Story:
この世を生きる全ての人々に贈る、美しく感動的な人生の四季の物語、“東洋の美”に心、潤す。
山間の奥深く、色鮮やかな東洋画のごとく美しい森と静寂に包まれた湖上に漂う小さな寺に住む子供と老僧のふれあいから物語は始まる…。
壮大なる四季のうつろいとともに、心潤すメッセージが観る者の心にゆっくりと染み込んでゆく。
春、夏、秋、冬…人生の旅路を四季の変化に重ね合わせ、人生の<癒し><再生>へと導く珠玉の一作。
波乱に富んだ人生をめぐる5つのエピソードは、人は何かを傷つけ、そして傷つき、その営みは決して途絶えることはないと語る。
幼い頃___無意識に犯した小さな罪、思春期___欲望と執着を知り、成年期___裏切りに憤怒し、
壮年期___罪も傷痕も全てを受け入れて心の安らぎ
“苦痛に満ちた傷も、人間のものである限り美しい”
監督の生に対する“優しい眼差し”
…全ての人間に罪があり、痛みがあってもいつか安らぎへと導かれる…。
それは昔
誰かの過去であり、夢
そして今
それは 自分の過去であり、未来
湖上に漂う小さな寺
そして
湖のほとりに立つ門
そこは仏の膝元
門は俗世との境界
春
無邪気な悪戯と殺生の業
夏
恋の目覚め 欲望と執着
秋
執着に囚われ 怒りと苦しみ
冬
そして 春
万物が息づき 新たな人生が始まる
壮大な 自然の時の流れの中
ちっぽけな存在の悩み苦みなど
瞬きすれば過去のこと
手にしたものはいつか失い
形あるものいつか消えゆく
欲望は執着を生み、執着は怒りを生むと
仏 教えど 従えず
執着嫉妬 我を蝕む
繰り返される人の生
それを見守るは自然と仏のみ
菩提薩垂 悟りを求めている者は、
依般若波羅蜜多 知恵の完成に住する。
故心無圭礙 かくて心には何のさまたげもなく
無圭礙故無有恐怖 さまたげがないから恐れがなく
遠離一切転倒夢想 あらゆる誤った考え方から遠く離れているので
究境涅槃 永遠にしずかな境地に安住しているのである。
三世諸仏 過去・現在・未来にわたる”正しく目覚めたものたち”は
依般若波羅蜜多故 知恵を完成することによっているので
得阿耨多羅三藐三菩提 この上なき悟りを得るのである
【般若心経/花山勝友】
人は哀れで そして 愚かで
物心ついた時から傷つけ、傷つき
そして迷い、もがき苦しみながらも生き
命を繋いでゆく
人は生きていることだけでも奇跡で
愚かだからこそ 愛おしいと
この作品はとても映像が美しく
老僧の一言一言が心に沁み、色々と考えさせられる作品
ラストに流れる
「旌善(チョンソン)アリラン /キム・ヨンイム」
異国の歌ながら
魂の絶唱は胸を熱くさせる































