cast:
ハン・ソッキュ
ソン・ガンホ
チェ・ミンシク
キム・ユンジン
story:
1ヶ月後に結婚を控えるユ・ジュンウォンは、韓国情報機関「OP」の情報部室長。
彼は頻発している暗殺事件などの影に、北朝鮮から派遣された女スパイ、イ・バンヒの存在を感じていた。
だが、事件の手がかりや、犯人の目的すらつかめないばかりか、強力な破壊能力を持つ液体爆弾CTXまでもが強奪されてしまう。
ユ・ジュンウォンはその奪取犯がリビア大使館鎮圧作戦の際、擦れ違ったことのあるバクムヨンの特殊8軍団の要員たちであることに気がつく.
バクムヨンの行跡を追っていたユジュンウォンとイジャンキルは何回も目の前で敵を逃してしまい、OP内部から情報が漏れていることに気がつく。
一体誰が裏切り者であるか.
その頃ソウルでは、韓国、北朝鮮両国首脳が列席するサッカー南北交流試合が開かれようとしていたが…。
最近 韓国【映画】 が めっきり好き
なんでしょ、アジア独特の”味”があって良い
ハリウッド映画のような看板スターが一人いるワケでもなく
韓国映画の俳優たちは、それぞれ独自の光を放つ
主役級の俳優はじめ、ちょっとした脇役で出ている俳優たちからも、ナニかしらの魅力を感じる
そんな韓国映画を好んで観てる
でも、視聴後 うだうだと語るほどの感想はなかったりして
言わば ツイッターで事足りるような感想が心に残ったりするので
わざわざ記事にするのも・・・と以前から思って、観ても幾つか放置していたんだけど
このblogは私の”視聴記録blog”なので、やはり一応記録として残しておこうか、と。
そんな映画たちの、視聴後のツブヤキ
『映画の粒』
シュリ(쉬리)
朝鮮半島の南北を流れる川にだけ棲息する、淡水と海水を自由に泳ぐことのできる魚の名
シュリのように自由に南北を行き来できる、そんな朝鮮南北問題の未来への願いが込められているのか。
しかし現実は難しそうだ。
この作品をアクション映画として、ハリウッドと比べ評価するべきかどうかはおいといて
私としては、東洋的な・・・作品にそっと流れる抒情と願いをキャッチできたら素敵だな、と思う
この作品には
地にどれだけ線引きをしようが
自由に流れる 自由に泳ぐ そして自由に降り注ぐ
そんな水、魚、雨の存在が随所に表れる
観ているときは特に気にしなかったそれらが
実はとても大きい存在であることに気付く
人間たちの諍いの前に、自然はどこまでも寛容で自由だ
国や人種 関係なく降り注ぐ雨が、南北問題で引き離される二人の男女に降り注ぐ様子が切ない
また、
作中で出てくるキッシンググラミー
キッシンググラミーは、つがいの一方が死ぬと、もう一方も生きていけない魚
男女の愛を語る一方で
かつては同じ同胞であった民族が分断され出来た二つの国の行く末を描いているのか
男と女はとても近く そしていつも隣で寄り添い お互いを求め合い、慰めあっていたのに
実は お互い相手の本当の姿は知らなかった
自分の真の姿を さらけ出せなかった
それは
相手が真の自分を受け入れてもらえる自信がなかったからか 受け入れる余裕がなかったからか
腹を割れない南北の問題が見え隠れする
ラスト
女を撃った男
なぜに抱き寄せることができなかったのか
事前に男へのメッセージを留守電に残した女
男に殺してもらいに行ったのか
様々な疑問を残しつつ、観る者に考えさせる
ただ、ナニも変わらない現実がとても悲しい
女の最期のメッセージで涙がこみあげる
そして
流れてくる曲 「When I dream」
痛みが切ない
