cast:
story:
美貌と色仕掛けで歴代王を操る妖女ミシルは、チンピョン王の正妃マヤ夫人を拉致して亡き者にしようとするが失敗に終わる。
一命を取り留めたマヤ夫人は双子の姉妹を出産するが
「双子を産むと王族の男子が絶える」との言い伝えにより、双子の妹のトンマンは侍女のソファに託される。
ソファに娘として育てられたトンマンは好奇心旺盛でたくましい少女に成長する。
一方、美しく聡明に育った双子の姉チョンミョンはミシルが権力を増大する中で慎ましい行動に徹していたが、秘かに反撃の機会を狙っていた。その後二人の王女は運命に導かれるように出会う。
妹と知らぬままトンマンに未知の可能性を感じたチョンミョンは花郎になるよう命じ、信頼する花郎のリーダー・キムユシンに託す。
やがて自分が王女だと知ったトンマンは、様々な苦難を乗り越えて新羅初の女王の座に就くと、ユシンとともに三国統一の夢の実現に乗り出す。
切ない最期だったわ・・・
終わってしまった淋しさの中で、ふと、なぜアタシは史劇が好きなのか、を考えたわ
きっと、史劇に登場する人間達は愚かで、そして可愛い生き物だからね
そしてそれは時代が変わっても変わらず、今の時代の我々と同じ人間たちの所業を、そして想いを史劇は見せてくれるからだと思うのよね
そう、自分の中にもピダムがいて、そして同じ心にトンマンがいるからよ
全62話からなるこのドラマ、いわば2部構成だったのね
前半はトンマンのミシルからの実質上の政権奪取
そして
後半はトンマンと、もう一人の王となる得る真骨・ピダムの話
実は、後半を観る前にトンマンの言う”三韓統一”というものがどういうものかを図書館で資料を探しに行った
その際に、後に新羅のキム・ユシンが百済を破り、キム・チュンチュが統治するという史実を知るのだが
歴史にピダムの名が残っていないのがとても気がかりだった
何故、ピダムの名が残らなかったのか
後半はその理由を探るべくして観ていた、の
この後半、ワタシはとても疑問が多かったの
そしてその疑問すべてに、自分なりの納得する答えが出ていない、というのが厳密に正しいと思うのよね
きっとこの後も何度か見直すことになると思うこの作品
そして、何度目かに、アタシの疑問は解けることになるかもしれないけれど
今、この初視聴した直後の疑問として、ここに書き連ねようと思うわ
①
1.ミシルの気高さ
長年の夢であった一国の王となる為に反乱を起こしたミシルの最期は気高かった
ミシルは気高かった!
最後までピダムへの愛情を表に出すことは無かったけれど
血のつながりを断ち切ることは、あのミシルでも出来なかったのだな、と思うと泣けてくる
ミシルは幸せだったのか
ミシルがピダムにあのチヌン皇帝の文を残したのは、ピダムを王とさせるための切り札とする為だったのか
ミシルはとても魅力的であり、そして孤独であった
愛は惜しみなく奪う者であり、与えるものではなかったからだ
ピダムの母への想いも辛くてならない・・・
2.トンマンの意思の強さ
トンマンがピダムの婚礼を結ぶことを決めたのは
貴族たちの私兵を手に入れる為の手段であったのか
そこに愛はあったのか
しかし譲位したのちは、ピダムと一緒に余生を静かに暮らしたかった、とユシンに語ったのは本音だったのか
いつしかトンマンとユシンは戦友となっていたんだな、と実感
トンマンに慕うピダムを想うようになるのも
3.ピダムの愚かさ
なぜ人の心は移ろうんだろう
そして人への信頼のもろさはこうもなぜはかないのだろうか
捨てられることへの恐れ
から人を信じることができない
自己価値の否定につながっていく
人の想いや愛情というものは
カタチのないものにすがるほど、自分を惨めに、そして愚かにさせるものはないと
頭で分かっている
しかし信じたい
それが裏切られたとき、人は想いが恨みに変わってしまう
