王の男 King And The Clown
◆ コンギル : イ・ジュンギ
◆ ヨンサングン王 : チョン・ジニョン
韓国動員数歴代No.1を記録した、イ・ジュンギ主演による華麗なる王朝ロマン大作!
旅芸人たちが見せる誇りと意地、互いを支えあって生きてきた男たちの友情と自己犠牲、
史上最悪の暴君と呼ばれる王の内に秘められた孤独、
芸妓から王の妾になった女の執念と野望、王に従順なふりをしながら実は王の失脚を待ち望む重臣たち…
様々に交錯する激しい愛と欲望の人間ドラマを描いた傑作! (アマゾンより抜粋)
この作品説明は、かなり厳密に書かれていますよね
観た後の感想は、素直に「感動できる良い作品」だと思います
この映画の広告に「同性愛」が前面に押し出していたのを覚えていたので
そういう方向への流れが強いのか、と思ったら全くそんなことありませんでした。
(見る人が違えば、同性愛的な要素が少なからずあった、と言うかもしれませんが
ワタシ的にはアレ程度で同性愛とはみなしませんケド~)
イ・ジュンギ主演と聞きますが、カム・ウソンも主演ですよね
イ・ジュンギの妖艶な美貌と初々しい女形としての演技も素敵でしたが
カム・ウソンの演技には特に惹きつけるものがありました。
芸を始めてからは 相方と舞台をやるのが 本当に楽しかった ・・・」
チャンセンの口の横の傷は、コンギルと二人で奉公していた際に指輪を盗んだ罪で
コンギルを庇って棒を口で受け止めた際に出来た傷
チャンセンは昔からコンギルを芸の相方として、弟分として守って共に生きてきた
そんなチャンセンを芸の相方として、そして兄貴分として尊敬しているコンギルも同じ
チャンセン達旅芸人がとうとう宮中から出て行こうとしている時にコンギルが現れ
チャンセンに「絶対行かせない」と刀を向ける
「置いていかないで欲しい」と懇願するコンギルの心が、震える刀に表れてる
そしてチャンセンも、コンギルを失った今、
綱渡りの綱を切ろうする
二人をつなぐ綱、そして芸において大切な綱を切ることは二人の断絶を意味するのでしょう
心と裏腹に綱を切ろうとするチャンセンとそれを必死で止めるコンギル
望まぬ悲しい運命に巻き込まれ、翻弄される、二人の悲しみ
特にラスト
目を潰されたチャンセンの綱渡りには目を見張るものがある
王に光を奪われ盲目となり、自由に芸も出来ない身になったと嘆くチャンセンを見たコンギルは
自ら人生を終えようとします
チャンセンを失っては自分の存在の意味もないからでしょうか
しかしチャンセンは盲目になっても綱に乗ります
光を奪われようと褪せることのない芸への深い想い
そんなチャンセンに共鳴する一命を取り留めたコンギル
コンギルもまた綱の上でチャンセンと共に芸への想いを吐き出します
結局、時の暴君ヨンサングンは反乱によって失脚
その場に居合わせたチャンセンとコンギルも命を奪われたのでしょうか
亡くなった筈の旅芸人たちと共に、
愛する芸をしながら旅を始める二人の姿がエンドロールとともに流れます
チャンセンとコンギルは芸に誇りをもった生まれながらの真の芸人
彼らをつなぐものは、芸を愛する気持ちと互いをリスペクトしあう魂
それを素敵な映像美と共に見せてもらった気がします
・・・・・・・と真面目にレヴューした後は
その流し目の先はどなたがいるのでしょう・・・
普段のコンギルの身のこなしや少し落とし気味の目線から
一転、芸をしているときの生き生きした表情
どれも可愛く、どれも素敵で、そして全てが美しかった~
ベタ褒め![]()
コンギルの白い肌の上を流れる美しい涙と
手首から流れる鮮血の赤が今でも目に焼きついています・・・
ハリウッド映画の華やかさはないけれど
その時代を精一杯生き抜いた旅芸人たちの運命の悲哀をとても上手く表現した映画だと思います
なかなかよい作品でございました。






んガーッ もぅガマンできない~!
素敵ですジュンギssi!