『つるかめ算』で連立方程式を使うドーピングは意味無いと思うんです | 理系犬型父さんと文系猫型母さんが結婚したら猫型娘っ子が生まれた

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チラシの裏にでも書いとけと言われても、最近のチラシは両面印刷ばっかりなんだ。だから書くんだ。

理系父さんがチラシの裏に書く感じでゆるく書きますよ。
家族の事とか、仕事の事とか、世の中の事とか。

先週お休みした『鶴亀算』

 

今週末の週テストでは範囲外なんですけど、こっちが重要かな・・・

平行四辺形や台形の面積云々は、後回しって言ったら怒られるかなぁ・・・・

でも、つるかめ算は大事。結構ここが壁になったりするんだよね。だからこっちやる!!

って事で、いまさらながら、鶴亀やってるのです。

 

まずは、面積図で解説したんですけど、子供の頭では『面積=全体の数』って言うのがなかなか結び付かない(なぜ全体の金額? 足の数? 意味わかんない。。。ってなる)様なので、もっと基本的な所から正攻法の解説をしたんだ。

 

例)10円効果と50円硬貨が合わせて25枚あります。金額の合計が530円の時、硬貨はそれぞれ何枚ある?

①全部10円(25枚)だったら?

 10円×25枚=250円  全然足りないね!

②10円 24枚  50円 1枚なら?

 10円×24枚=240円    50円×1枚=50円

 240円+50円=290円  ①よりも40円増えたね!!

③ここで気が付いてほしい・・・・ 

 50円が一枚づづ増えて行く毎に40円づつ増えて行く⇒硬貨の差(数の差)ってことを・・・・ 

 だから・・・・

④①で出した250円と530円の差=530-250=280円の差を埋めていけば、何枚50円を使えばよいのかがわかる。

 280÷40=7  7枚50円硬貨を使えばいいんだ。

⑤ということは・・・・ 全部で25枚だから25-7=18枚の10円硬貨!!! 

⑥うひょーーー!できた!

 

ってな感じ。

うーーーーん。。。説明してて、

10x+50y=530

x+y=25  の連立方程式のxとyを求めれば簡単だと、思うんだよね。

説明がこっちの方が楽だもん・・・・

でも、この数学の考え方を覚えちゃうと、算数の考え方(理系人間の考え方だと、回りくどい考え方)が育たないと思うんだ。中学受験で必要なのは算数であって数学じゃないんだな!っとぐっと堪えて、正攻法で攻めているんです。

 

ここで、言う算数の考え方というのは、『答えを出す軌跡を考えて、式を作ること』だと思っているんだ。

この基本がしっかりできていない段階で方程式を覚えたら、ただの数式を解く作業になっちゃう。中学受験問題は問題を解く作業力というよりも『思考力』が大切だと思うというのが理由なんだな。

 

そりゃ、算数の考え方を理解して応用できる力を持っているのを前提で、解法の効率化を図るために『理解した上で解ってて使う』のはありだと思うんですけどね。

 

 

 

 

と言う事で、方程式すら理解できていないのに連立方程式導入云々というのは、ただのドーピングだと思うのです。

妻『方程式を使わない所がイライラする・・・・黒猫

と言う妻に対して、この話をしたんですけど、

妻『なんだかめんどくさいね!黒猫

の一言で終わっちゃいました。

 

。。。くじけないもんね!