勉強は自分のためじゃなく、誰か人のためにするもの


というのはビリギャルのモデルとなった小林さやかさんの言葉。


ビリギャルももう34歳と聞いて驚いた。


小林さんが出会って人生が変わったという坪田塾の坪田信貴先生は、初めて会った小林さんのまつ毛を見て、「ひじきのようだ」と言ったらしい。


そして2時間小林さんのギャルトークに付き合った上で、「東大に興味があるか」と問う。


小林さんは「東大にはイケメンはいない」と吐き捨て、「ならば慶應ボーイはどうだい?」ということで、彼女は1日15時間の勉強をすることになる。


もちろんこの話はかなり端折られているだろうし、15時間勉強できるようになるまでも様々なドラマがあるだろうが、坪田先生は確実にその時彼女の何かを刺激し、彼女の今に至った。


よくビリギャルは元々勉強ができたとか、地頭が良かったとか色々言われるが、そもそもそういう発想するというのが日本人の自己肯定感の低さを露呈していると小林さんは苦言を呈す。


そして彼女は、あのまま大人になってたら、まあそれなりに楽しい人生になっていたとも思うけどとも言う。


そんな教育研究家の目標は、みんなが幸せだと思える社会を作ること。


坪田先生の魔法は、我々にとってはやはりまず「音」なのかな、とボンヤリ思う。



移動が多い夏、その最中に様々な感性に出会う。