40越えてるし、オバフォーですが(そういうのか知らんけど)嬉しいです。それでは続きです。
自責の念に悩まされる夜を幾夜か超え、自分が『不完全な人間』というラベリング効果も薄まり、前述通り、ダラダラと別居してから約10カ月が経った秋。
バイト終わりの深夜。『ただいま』と言う相手も居ないことにも慣れ、ソファーに寝転がり、綺麗にしてるはずのリビングが少し散らかってるのを横目で確認した時。
『離婚した方がよいか』と、ふと思ってしまった。
あれだけ妻が帰ってきても良いようにと、ワックス掛けまでしたリビングに脱ぎっぱなしの靴下とポテトチップスの食べかすを見た時。
僕という人間の核を見た気がした。
結局、変わりたいと願ったところで変われない自分を見たのである。
妻に対して一緒に住むことが叶うなら、僕に対してかけてくれる時間や労力に対して『あたり前』と思わないでおこう。と決心したが、『あたり前』と思ってしまう未来がみえたのだ。
不完全を許さぬ、厳格な性格の妻ではないが、少なくとも「また裏切られた」と、おもうだろうなと。
この「また」というのが、関係が一度コジれ、修復した人間関係においては癌で、相手を悲しませる最も大きな事柄であることは、沢山の失敗から学んできた。
この「また」を僕はいくら制御をしようが必ずする。
それも何度も。
結婚生活を振り返って見た時、妻の中で幾度となく、結婚生活を続ける為のボールを投げてくれていた。
僕はそれを打つ訳でも、空振りする訳でもなく、見逃し、ストライクと宣言されれば怒り、遂には打席にさえ面倒で立たなくなかった。
その割に、投手に変われば全力で内角に投げ込んだ。
不完全はお互い様という、不完全を認めあう寛容さを結婚生活において僕は持ち合わせていなかったのだ。
人間ミスはする。苛立ちも悲しみも起きるのはしょうがない。その苦痛の水をナミナミと妻の器に注ぎ続けてしまったし、抜こうともしなかった。
水は既に溢れ、妻は溺れていたのだ。
その罪は結婚生活をする人間において本当に重い。
ならばその罪は認めなきゃならない。
カイジよろしく、目ん玉ひんむいて『この罪』をまっすぐ認め、受け入れ、ぼやかしちゃいけない。
思えば、結婚生活において、妻の希望を叶えたことがあったのだろうか??とさえおもった。
ならば妻の最後の希望である『離婚したい』を叶えてあげるべきではないか??
親友の『最後はええ奴で終わった方がいいんちゃうか??』
の言葉が耳元でこだまする。
そのこだまが変な意地を氷解し、僕は漸く、歯を食いしばって「離婚するね」と伝えることができた。
期間にして約一年。
本当にどこまでもワガママなおっさんだなと自負している。
約束の時間。『おぅ』『ぅん』と挨拶して家に来てくれた妻はやつれているように見えた。
『離婚は結婚の3倍疲れる』とはよくいったが、実際めちゃくちゃ疲れさせた。
妻は書く所は全て書き終えていて、後は離婚届に僕の名前をサインするだけになっていた。
サインする時、チラッと確認すると妻の左手の薬指には指輪がなかった。
左手を確認するという行為に、頭では理解してるはずなのに、未だ復縁を期待してる自分がいるんだなぁと思い、それがショックで離婚届を書き損じてしまった。
『あー間違えた。しまった。修正できるんかな??』
と半笑いで伝えたら、
妻は『一応持ってきてんねん』と苦笑いしながら、もう一枚の予備の離婚届を鞄から出してきやがったw笑った。
しっかりした奴だな、こーいう人と結婚しなきゃな。
と思ったと同時に、
僕の中で『妻はもう妻ではなく、よく知っている女性』に変わってしまった事を悟った。
二枚目となった離婚届に僕は丁寧に署名した。
彼女が帰り、自分の結婚指輪を外した。
そこからお酒を飲むわけでも、どこかへ出掛けることもなく、ネトフリでドラマの続きを見ようと、定位置となったソファーに寝転がる。
そこには大きな喪失感があるわけではなかったが、彼女の面影がなくなった部屋を見渡し、小さく気合いを入れた。再び出しっぱなしになっている扇風機を片付けた。
左手の親指の爪で薬指の中腹をかいてみる。そこにはあったはずの感触がなく、少し落ち着かなかった。
それから二年、彼女には一度も会っていない。
元気にしてるのか、してないのか。わからない。
風の便りでは、、というわけではない笑
元気にしてるのを髪を切りに行く度に確認してる。
大阪万博にも友達含めていってきた。
時々2人でご飯を食べて、思い出話に笑ってはいるが再び付き合うことはない事を暗に2人とも理解している。
付き合いを入れれば10年一緒にいたのだ。
大体の事はわかる。大体の事はw
いい距離でいい友達になってくれた。
全ては彼女の人柄と慈悲深い性格のお陰である。
彼女が読むことはないだろうが改めて感謝してる。
ありがとう。そしてやっぱり、ごめんなさい。
幸せになって下さい。
終
と、まぁ長々と三部作で書いてみましたがいかがだったでしょうか??笑
二年前の記憶を辿ったのを書き連ねたので、間違っても『元気がない。凹んでる』なんて思わないでね笑
めちゃくちゃ元気やからw
あと、エエ格好して書いてるとこもありますからねw
いうて僕からだけのスタンスやから騙されないでw
そして彼こそは令和離婚話のエキスパートや!!と勘違いして離婚の相談とかしてくなよ笑
自分でがんばれwこちとら失敗しとんねんw
まぁ話ぐらいは聞くけどね。抱き締めもする。
僕は素直に『彼女と出会い、結婚できてよかったなぁ』
と今でも感謝してる。楽しかったし、色んな経験をした。色んな話もしたし色んなとこに行った。
夫にしてくれたし妻になってくれた。
両親や妹家族や僕の友達に優しくしてくれた。
喧嘩もしたし、離婚もしたけど彼女のお陰で幸せだった。
もっとうまくできたなぁって思うこともあるし、結局できないかもなぁと思ったり。
別にそれはどんな事でも同じだろうな。
読んでいただいた、大事な人、大切な事がある人は是非、今一度振り返ってみてください。
甘えてないか、感謝があるなら行動で返せてるか、ゼロに戻ってみてください。
それが出来なかった離婚経験者からのアドバイスです笑
そして、怖い話だけど、偉そう書きながら僕は自己分析の結果、『今でも出来てないなぁ』っておもい震えてます笑
おーこわっw毛布持ってこよw
別居中に沢山の人に支えてもらって感謝してる。わざわざ姫路にきてくれたり、電話くれたり、飲みに誘ってくれたり、話を聞いてくれたり、本当にありがとう。
また今回、沢山の人に反応してもらい嬉しく思ってます。
わざわざLINEくれたりDMくれたり、『僕も私も同じです』と勇気をもってリプライ飛ばしてくれた同志達。
『感謝は免罪符にならない』
『最後はお互いハッピーエンドで終わろう』
『あの時苦しくてもがいてた自分も、今の自分の一部』
と、僕は苦しめた側ではありますが沢山の至言をもらいました。
書こうか迷ってたけど書いて良かったと思えました。
誰かのポジティブな何かになることを本当に祈ってます。
それでもブログを読んだことがトリガーとなり思い出し、辛い想いをさせてしまった人も、
そんな人と思ってませんでした!!とガッカリさせた人も、中にはいるかもしれませんね。ごめんね。
これからがんばります。
皆様と皆様の大切な人に幸せが訪れますように、
そして僕と彼女に抱えきれる程度ギリギリ一杯の幸せが訪れますように笑
そして最後はやっぱり、bachoのLIVEにきてください。
エンドロールにbachoの曲と友達が作った曲を。
さんざん登場した『寝転がったソファー』も3:15辺りにでてきます笑
bacho『平和のかたち』
アフロ 『さよならに勝て』
連日連夜、ありがとうございました。
