ガッタメラータ | push play ART

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油絵が中心の制作日記です。

今回の課題は石膏だ 
 
   

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俺はガッタメラータを描くことにした 
 
 
もっともといっていいほど石膏像の中では個性的なフォルムな人じゃないですか?
 
 
良く言えば描き所がある、悪く言えば厄介
 
みたいな。
  
 
なかなか難易度が高そうだぞ 
  
 
 
 
 
 
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3Bで軽く描いて、練りゴムで抜いて を繰り返す感じで進める
 
 



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顔がおもろい
 
 
 
パジャントみたいなおねえさんもいいけど 
 
ガッタメみたいなオッサンもなかなかシワに描き応えがあるぞ

 
 
と、ここで先生が俺の絵を見るなり一言言った 
 
 
 
「都合良過ぎないか・・?」 
 
 
「えっ、」
 
 
「いやなんでもない」 
 
 
なんすかwww都合ってw 
 
  
 
 
 
 
 
 
後日
 
 
 

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顔の解釈が違うのかもしれない
 
 
特に目の辺りが・・・、ちょっと直すか



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正面から見る 
 
 
 
 
結構マヌケな感じな顔なんですね
 
 
いや・・、実はガッタメ描くの初めてなんですよ 
 
 
ガッタメってイカツイというか怖そうな顔をしているような思い込みをしていた 
 
 
 

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書き進める 
 
 
 

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まだ描き足りないがここでタイムアップとなってしまった。 
 
 
講評にて 
 
 
「えー次のはバチのですね」  
 
「出ましたね問題作」 
 
「カッコイイんだけどね~」 
 
 
問題作と言われてしまった 
 
 

「絵の中で都合よく解釈しすぎ」
 
 
そんな感じの事を言われた 
 
 
「肩がこんなにせり出してないだろうし、顔も良く見たら印象が違う
 
格好良く見せる為に自分なりの解釈を盛り込みすぎなんじゃないのか」 
 
 
「マジか・・」と思いながら、俺はイレブンで買ったガーナチョコをかじっていた
 
それは受験界でいう「いやらしい」というものなのかもしれない
 
大学の教授とかが嫌がる、「わざと上手く・格好良く見えるようにしている」というあれ。


まずいかも。良くないことだよなー・・ 
 
 
がしかし 
 
 
なんだろうこのしてやった感は。
 
 
なんか気持ちがいいぞ

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