備忘録。 | せきららだいありー

せきららだいありー

千葉ケイコの足跡。
生きた証。すべて。


そういえば、
「ちばっちは、なんでステージに立とうと思ったん??」
という話になった事を思い出した。

「ステージに立つと、なんでか分からないけど自然とありのままの自分でいられるから」

と、わしは答えた。


理由がどうであれ、わしは小さい頃から音楽や唄が大好きだったのは間違いない。
周りが好まなかったり聴かないような音楽が好きだった。
元々はリスナーだったし、昔はPAとか裏方の方がやりたかった。

いつだか。
たまたま鍵盤が弾けるからと企画バンドとかで初めてライブハウスでステージに立った時、凄い快感で気持ちよかった。
下手くそだったし(今も下手は変わってない)、
無我夢中で自分しか見えてなかったけど、
みんな楽しそうに聴いてくれて、
ライブ後。声をかけてもらえたことが嬉しくてありがたくて、
またステージに立ちたいという想いが膨らんで膨らんで、気付けばライブを重ねていて、
気づけばプレイヤーとして音楽を奏でたり唄ったりする方になっていました。

誰かの為にだとか、世界を変えてやるだとか、
出来もしないくせに偉そうなこと言ってた時期もあったけど(笑 今考えるとマジあり得ない、、超絶恥ずかしい)

音楽を奏でたり唄ったりしていると、
心と身体が喜んできたり生きてるーーって実感が湧いたり、細胞が開くような感覚になる。
旅をしてる時もそう。
研ぎ澄まされる。
何気無い小さな事でも感謝が芽生え、
そして生かされていることに気付く。

自分の為にやっていた事が、
たまたま誰かに勇気を与えてしまってたり、
なにかしらきっかけになってたり、
意気投合、共通の想いだったり...

音楽は、音楽活動とは生きる力を与えてくれる魔法のようなもの。
やっぱり音楽を通じたご縁、繋がりはなによりも宝物だし、深い。


もぅ自分の為に唄うでも、誰かの為に唄うでも、
どっちでもいいや。

売れる売れない、稼げる稼げない、集客できるできない、褒められる褒められない、好き嫌い、とか、
そんなの大したことじゃない。
自分という価値は変わらないし、目減りしない。


なにかしら感じてくれたり、脳裏に残るような、そんなライブができればそれでいい。
足を運んでくださったり、
楽しみにして下さってたり、
そのライブの場所に居合わせてくれた一人一人には心から感謝。支えてくれてる一人一人にも。

今を精一杯唄う。
今だからこそ唄いたい唄がある。

それがわし。

変わらない事も変わる事もあるだろう。
変わらなきゃいけない事もあるだろう。

もっと積み重ねて人間味のあるわしになりたい。
内側からもっと磨いていきたい。

ソロ活動。本格的に始めて今年で10年目に突入する。精進しかない。まだまだイケる!
これからも唄い続けていこう。