無事に火葬場の予約ができたので、棺と骨壺をネットで探した。
土曜の火葬に向けて、金曜に納棺なので、木曜日までに用意しなければならないけど、すでに火曜日。
ネットで注文したらギリギリの到着になるだろう。。急がねば。
骨壺は、分骨や小動物用の小さくて可愛らしいものがすぐに見つかった。
棺は病院から指定されたサイズがかなり微妙なサイズで、なかなか市販されていないようだった。
なんだか貧血のせいか、疲労のせいか、寝転んでスマホの画面を見るものつらくて、心配して連絡をくれた母に探してもらう事にした。
胎児用の棺セットというのがあって、それが1番良さそうだと教えてくれた。骨壺と一緒に母が注文して、こちらに直送してくれるように手配してくれた。
とても助かった。。。
あとは、息子の小さなおくるみと、お布団、枕、敷布団とクッションがわりのタオル、あとは副葬品が必要だ。
お花は当日で良いだろう。
こんなに用意しなければならないものがあるなら、お腹にいる時から準備しておけば良かったのだけど、どうしても抵抗があって、今慌てて準備している。。。
せめてもと思って、お布団とかおくるみは作ってあげたいんだけど、立って歩くのがキツいから生地を買いに行けない。困った。
帰ってきた夫に相談して、1人で歩くのが怖いから、明日の夜に一緒にショッピングモールに行くことになった。増血剤を飲んでいるので、きっと明日にはマシになっているはず。
夫が買ってきた夕飯のお弁当を食べながら、自然に納棺の話になった。
彼は
「タオルだとごわごわしてしまうから綿の方が良いのでは…」
「さくまドロップを散らばせたらキレイかな?」
「折り紙は折らないと…」
「3人で撮った写真入れてみる?」
などと、いろいろと積極的に提案してきてくれたので、大体の副葬品の内容がここで決まった。
お菓子を入れたいけど、ビニールとか入れちゃダメみたい。綿あめとかふわふわと配置させても可愛いかなー。やるとしたら、しけちゃうから火葬の直前かな。
こんぺいとうは絶対可愛いので散らばせて入れたい。
めちゃくちゃ悲しい状況のはずなのに、夫と息子の事を話しているとすごく楽しくて、我ながらおかしいと思う。
火葬って言うのも辛いけど、、、
形を変えるだけで、骨はきっと残るでしょうし、何より息子の存在は私たちが絶対に忘れないから、より長く形を残すための加工(変な言い方だけど)だと考えることにした。
もうあのぷりぷりの身体に触れないのは悲しいけど。
息子の感触は死んでも忘れないよ。