これからの記事を妊娠記録のカテゴリで続けるべきか迷いました。妊娠記録として付けている以上は妊婦さんも見るでしょうし、偶然目にした方にとっては胎教に響くのではないかと思ったからです。
でも、これが妊娠自体の記録である事に間違いはないので、このまま記録させていただきたいと思います。不快に思われた方がいらしたら申し訳ありません。重たい内容の記事が続きます。





ついに入院の日が来てしまった。

朝から病院に行きたくないとひたすら泣いていた。


何もしようとしない私に、夫はトースターでパンをあたため、いつも飲んでいるノンカフェインのコーヒーをいれてくれた。
それから私の肩を揉み、頭を撫で、髪をとかして、ここ1週間してくれたように、涙をティッシュでぬぐってくれた。いつもならテレビをつけて騒がしくしているけど、今日はテレビもつけず、2人で黙々とパンを食べた。


刻々と時間が迫ってくるので、私も仕方なく身支度をし始めた。最後にやっぱり心拍を録音したくて、エンジェルサウンズでまた録音した。


そして朝の光をお腹の子にもと
またお腹を日光浴させた。


ずるずると支度をして、どうにか家を出る。
マンションのエレベーターに乗ったら、収まっていた涙が一気に吹き出した。
次に帰ってくる時には、お腹の中にこの子がいないと思うと、とてつもなく悲しかった。


病院に向かう途中もまた、
なぜ今回諦める事になったのか、昨日の夫の説明を繰り返し言っていた。
当日の朝になっても、気持ちとしては、まだ受け入れることができなかった。