今日の話は、全体的に辛すぎて流れをよく覚えていない。
「どうして諦めようと思ったの?」
と改めて先生にきかれたので、
「母体因子だったらまだ望みはあったのですが、
今回は胎児因子の可能性が高く、
先天性疾患や、未熟児として生まれたことで、
沢山の合併症を抱えてしまう確率が高い。
それは子ども自身が生きていく上で大変だからです。」
という内容を話した。(たぶん…)
不快に思われた方には申し訳ないです。
先生がどう返事したのかは覚えていない。その場にいるだけで精一杯だった。
話題が変わって、
「ウメ子さん、どうして体外受精をしたの?」
「タイミング法とかAIHでもうまくいかなかったので…」
「移植は何回?」
「2回だけです」
「凍結胚は?」
「残ってないんです。」
次のことを話しているのがなんだか不思議。
先生が、中絶の同意書を目の前に置いて、
どういう処置をする予定なのか説明してくれました。
「胎児発育不全」
「中期中絶」
と、改めて文字で見ると、本当にキツくて。
一通り説明が終わり、
一息ついたところ、
最後に先生が、
「本当に、こんな事になってしまって…ねえ。」
と。
気を抜いていたので、
ここで涙スイッチが入ってしまった。
声を漏らしながら泣く私に先生は、
「今回は赤ちゃん自身のためを思っての決断だったのだからね。
自分を責めないで。そうなったら私たちを頼ってね。」
「医師としてこういうケースに沢山関わっているけど、あの時の赤ちゃんが助けてくれたなって思う事が本当に沢山あるんだよ。
ウメ子さんの赤ちゃんもこれからきっと助けてくれるよ。だから、落ち着いたら前に進んで。この子のためにもね。」
「今回の赤ちゃんを無かったことにしないことが大切。出産したらよく触ってあげて。
ご主人と、赤ちゃんとの向き合い方をよく話し合ってね。」
と言ってくれた。