山のガイドブックのこと | J.A.Ludwig(山田康弘)のブログ

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この名は、尊敬する3人の音楽家からお借りしました。

 山梨県の山に関しては、前述のとおり長沢さんのガイドブックを愛用している。旧版と新版では扱っている山がかなり違うので、両方備えている。(上から旧版と新版。写真も著者によるもの)

 

一昨日登った太刀岡山は旧版にのみ載っている。写真は、まさにタケノコのように見える。

良い山だったのに、なぜ新版では削ったのか訊いてみると、あれえ、そうだったかなあ、とのこと。

 

七面山のページに、彼岸の中日に富士山の頂上から登り出た朝日が山門を通って本堂に届くと言われるところの光線がはっきり写った写真が載っている。自分はてっきりうまく作った画像かと思っていたら、朝靄の中、ご自分で撮られたものだという。「朝の勤行に出ずに写真など撮っている」とお坊さんにひどく叱られたそうだが、私らが泊まった時は、「ご来光を優先して、その後お勤めにいらしてください」と随分ソフトになったものである。

 



山のガイドブックと言えば、私が西上州の山が好きだと知って、西上州の権威とも言える方の献呈の手紙まで入ったガイドブックを下さった。何人かの人を経て私のところに巡って来たのである。