三位一体節後第11日曜日 | J.A.Ludwig(山田康弘)のブログ

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この名は、尊敬する3人の音楽家からお借りしました。

 テーマは、イエスが、独善的なファリサイ人と罪を悔いて憐れみを乞う徴税人を対比して、神の前では後者が義とされると説く場面。(ルカ18914

 「わが心は血の海に漂う」BWV199は、ソプラノのみのソロカンタータで、徴税人の苦悩をわがものとして訴えている。

 「心せよ、汝の敬神に偽りなきやと」BWV179のうちの数曲は、ミサ曲ト長調やイ長調に転用された。偽善を戒め、悔い改めを促す厳しい内容。

 「主イエス・キリスト、汝こよなき宝」BWV113は、リングヴァルトのコラールによるコラールカンタータ。福音書の内容に沿いつつ、コラールが明確なかたちで引用される。