スイスのパイプオルガン | J.A.Ludwig(山田康弘)のブログ

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この名は、尊敬する3人の音楽家からお借りしました。

 リリアのパイプオルガンがオーヴァーホールを受け、音色のメモリー装置が一新されたので、それのドイツ語によるマニュアルをもらい一読すると、製作会社クーンがスイスのメンネドルフにあることを初めて知り、非常に驚いた。演奏旅行の折は、その大きくはない町の教会宿泊施設に1週間滞在し、そこの年代物のオルガンを練習させてもらっていたのである。そして、誰からもクーン社のことは聞いていなかった。また、カール・リヒターがこの近くに住み、墓もそこにあることを、帰国してから知った。