週末また思いがけない

気温と、大雨の多湿となったが

概ね、乾燥する季節になってきている気がする。

気がつくと、なんか手がかさつく、みたいな感じ。


いつも使っている化粧水を

いつものデパートのショップに購入に行った。


指名しているわけでもないのだが

なぜかいつもその人が担当についてくれる。

いつも買ってるものは同じなので

あれとこれ、といえば初めてでないので

すっと購入して終わりなはずなのだが

カスタマーカードみたいなものがあって

それを出すと、カルテみたいなものを

持ち出してきて、少しおしゃべりタイムとなる。

「最近、お肌の方、どうですか?」的なもので

新商品の紹介をされたり、という類。

紳士用を売っているとはいえ

基本女性化粧品のフロアーでもあり

商品の9割は、女性用なのでそこの椅子に

自分が座っているのは、かなり奇異な光景だろうなぁと

思いつつも、なんだかかなり図々しくなってきて

「目の下のくまが気になるんですよね」とか

「スクラブの頻度ってどうなんですかねぇ」とか

規定演技としての、雑談を楽しみつつ買物をすることに

慣れてしまった自分がいることに気づく。

一通り雑談が終わり、購入の段となり

クレジットカードを渡し精算を待つ間は必ず

「新しいハンドクリームですので、おつけになってお待ちください」

と言われる。

これまた、奇異な光景だろうなと思いながらも

あ、いいにおいだなぁとか

ぬり心地が違うなぁなど

感心しつつ過ごす。

ちょうど、利用している3種類のものが残りわずか

だったので、まとめ買いするか迷ったのだが

いつから、会員限定の特別SALEが始まるから

まとめ買いはその時の方がお徳ですみたいな

話しなどしてくれて、好感度が上がってしまったりして。


いささか時代や日常と逆行するような

化粧品のこうしたある種バカ丁寧な面接型販売も

悪くはないのかもなぁ、などとも一瞬思ったりもする。

カルテと対話と待ち時間という、買物体験。

ハンドクリームと試供品のにおいに包まれつつ

丁寧なお辞儀で送り出される不慣れな男性顧客であった。



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