セバスチャンと一緒に入院しているばぁちゃん(推定93歳)
のお見舞いに行きました。
ちょうどお昼に重なったので病院の前にある「釜揚げうどん」が
売りのお店に入ることに。
(ちなみにセバスチャンはうどんよりパスタ派。)
私はどんぶりと釜揚げうどんのセットを。
セバスチャンはというと・・・
驚いたな~。
彼は今まででは考えられない《チョイス》をしたのです。「ぼくは、えーとカレーうどん、ゲキカラでお願いします。」なぬ、激辛とな??確かにメニューには《辛口、激辛できます》と書いてありました。「ほんまにええの?あまりの辛さに後悔するかもよ。」「だいじょうぶ。」フツーに読めばなんてことないかもしれませんが、自閉症児が「食べたことのないもの」に挑むというのはアンガールズがライオンの檻に入るよりびっくりの行動なのです。チャレンジャーなセバスチャン。そして、見た目フツーのカレーうどんが登場。一口食べた瞬間、「失敗だ!!辛過ぎるよ!!やっぱり『フツーの辛口』に しておけばよかった!!」「そうか。失敗か~。いい経験になったやん。 お母さんのうどんと交換したろか?」「いいよ。ぼくが選んだんだから、最後まで食べるよ!!」カラムーチョのおばあさんのようにヒーヒー言いながら最後まで食べました。「ゲキカラはもう食べない。」そう言い残してお店を後にしました。最近、急に「決まったもの」を注文しなくなったセバスチャン。いい意味での裏切りだと思っています。意外なチョイスはまだまだこれからも続くのでしょう。ある意味楽しみだな。
今の中学校ってやつは1年生から「進路学習」なるものが
あるようです。
セバスチャンは何を思い「進路」について聞いていたのだろうか?
と、思っていたらこんなものが!!

作文 「進路学習」を終えて今の3学期の1年最後の中学校生活は今年、先輩となる事は、今年1年生が来て、いろいろと教えたりすること。それと勉強面の方ではよく学び、よく覚えたりすることでもっと勉強面になれていきたいです。それから、保ご者からはなれ、社会人として生きていくこと、衣食住のことなどを聞いてよく分かりました。それから生活面の方では、すなおになり、よく理解して生活をしていきたいです。ええ感じやん。でも、きっと中身は君にとっては少々難しかったんだろうねぇ。「保ご者からはなれ・・」っていうところはもうだいじょうぶでしょう。すっかり離れてるもんね。今日だって、セバスチャンはスキーに誘っても「前に行ったからもうじゅうぶん。お母さんたちだけで 行ってきたら。」ってね。じゃ、いってきますよ。気が向いたらまた付き合ってよ。
d96e1088.jpgセバスチャン(推定年齢13歳)の誕生日に
家族で近所のデパートのレストラン街に行きました。
30分ほど待たないといけない状況だったけど、寿司屋で名前を書いてその間は同じ階にある本屋へ。
本。そう「言葉の洪水」本・・・
セバスチャンは「言葉」が大好き。「文字」が大好きなのです。
そして記憶することが大好き。
昆虫図鑑を読みふけり、そしてほどよい時間に寿司屋へ。
寿司屋では携帯テレビをつけ、家で見るはずだったドラえもんのチャンネルに合わせてみたけど、電波が悪くなかなか映りません。
「ちょいと、*レイモンドさん、もういいんじゃないんですかね。」(映画、「レインマン」を観た方はご存知でしょう。)「・・・うぅ、仕方ないなぁ。今日は我慢するよ。」そう言いながら悔しそうにテレビを片付け寿司をほおばりはじめます。静かに、静かに並んで寿司を食べるこの喜び・・・13回目の誕生日で実現かぁ。なんてことない日常ですが、ちょっと変と感じるかもしれませんね。「自閉症」ってご存知ですか?テレビでも本でもネットでも最近はよくお目にかかるこの言葉。セバスチャンもその一人なのですが、あくまでも一人。色々ですね。そういう意味では一般の『色んな人がいる』と同じかも。そういうことを時間のある時に(日記やからほんまは毎日だねぇ。)書き記してみましょう。