今日は中学最後の文化祭です。

ああ、こうやって「最後の・・」が
行事の度につくんだなぁ。(T_T)


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がんばれ次長、いや、
課長、いや、
ブチョー!!!





がんばってる映像はコチラ 
さて、何の曲でしょう?
       ↓



無事に終わって汗を拭く間もなく次の出し物である合唱へ
す、すごい人だ~

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唄ってる映像はコチラ
一番大きな声がセバスチャンです
(再生する前にボリュームを下げることをオススメします。)
        ↓






中学に入学したセバスチャンに何か部活をと思い、
音楽好きであるという理由で二つの選択肢から
選ぶように勧めました。

「吹奏楽部」
 部員はたくさんいます。
 練習は毎日です。
 先生は一人です。

「琴部」
 ○○学級(セバスチャンが在籍する特殊学級)で
 練習します。
 部員は3人です。
 練習は1週間に2回です。
 先生は○○先生です。(もう一人いる特殊学級の担任)

セバスチャンは

セ「うーん。じゃぁ琴部にするよ。」

そう言って、琴部に○(マル)を書きました。


部活に入るという点に於いては、「まずは」選択肢が
ありません。
そう。
「入部する」は、私が決めたルールです。
我が家は考え方が体育会系なのです。
それが良いか悪いかは別として・・。
そういう家に、彼は家族として居るわけです。
なので、彼もそこはよーく理解していました。

「まず」入ってみる。

彼の「足る」を私なりに「知って」いたつもりだったので、
そのようにしました。
(「足るを知る」、これは浅田次郎さんの本の受け売りです。
 簡単に書けば「今の能力、今の自分が持っている力」を
 知るということです。そして、できることをひとつひとつ
 実現させていく。
 すると「満足感」が得られるというものです。)


本当に色々ありました。
彼が入部後、部員はみんな辞めてしまいました。
(おそらくセバスチャンの言動、行動に嫌気が
 さした子もいたと思います。それぐらい、当時の
 彼は周囲が見えない、何もわからない子どもでした。)

1年生の弁論大会用の作文では
「部員が増えてほしい。」
ということをテーマに書いたほど、彼は部員がいない
ことを気にしていました。
しかし、そこもあっさりと見守りました。

2年生になって、ようやく部員が6名入部しましたが、
今度はいじめが待っていました。
しかし、これは彼の中ではレベルが低いものだったらしく、
「行ったろか?」
というドスの効いた私の声に
「いや、それはいいよ。相手は女の子だから。」
という断りが入り、結局は沈静化しました。

3年生になりました。
先生も無茶するなぁ。
いわゆる「知的障がいを伴う自閉症児」を部長に
したのですから。
何かあれば、本人と部員と先生が話し合うだろうと、
しばし見守りました。
1学期は部長と部員の間に大きな溝ができ、悩みに悩んで
さらに他のこと(進路)も加わりかなり苦悩していました。
山に行って、ボートを漕いで、のんびり過ごして、
そして夏休みをきっかけに彼は見事に吹っ切りました。

そして今日です。
「演奏用の爪を忘れた」
「演奏中に琴が勢いで傾いた」
裏ではアクシデント満載だったようです。

爪は借りて、
傾いたまま演奏して、
何とか乗り切っていました。
口々に先生が

「ようパニクらんかったなぁ。
 たいしたもんや。」

と褒めてくださっていましたが、(パニックになった
セバスチャンを知っているからこそ出るお言葉!!)
壇上で汗だくになっている姿を見て母は、

「滝のような汗を掻いてる。我慢してるけど
 相当パニクってるな・・。」

そう思いながら見守っていました。
観客席から見ているクラスメートが
「セバスチャン、すごいがんばってるな!」
と言う声も聞こえてきました。
ほんま、ようがんばってたよ。
すごいよ。


演奏を終えた次のプログラムは合唱でした。
これは選択性になっていて、自分で選びました。
家でも、一人黙々と部屋で練習していたの
ですが、家族はみんな
「変な歌やなぁ・・。」
と、思っていました。
でも、今日聴いてびっくり!!
そうか~。下のパートを唄ってたんやぁ。
みんなで唄うと、素敵なハーモニーになって
いました。


セバスチャンは声がとても大きいです。
正確に言うと、「大き過ぎる」のです。
調節がうまくできません。
(静かにしなければならない場面では話さない、
 人が話している時は大きな声は出さないなど
 日常生活で大きな支障はありませんが、
 「声を出す」場面ではまだ調節が難しいのです。)

でも、学校では「調節ができない」ではなく、
「大きな声が出る」という肯定した見方で、
彼に合った参加方法をいつも考えてくださいました。
号令係、組み体操の第一声担当、そして合唱では

「みんながセバスチャンに負けないような声を出せばいい。」

と言って、セバスチャンではなく他の子ども達に指導
されたと、祖母から聞きました。

本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。



セバスチャンは、やっぱり今回もこう言いました。


今日のオレ、どうだった?


OK!!ごっつぅよかったよ!!