昔付き合っていた子によく言われました。

「あなたは猫に似てるね。」

彼女が深い意味を持ってそう言った訳じゃないんでしょうが、

後々深く自分が猫に似ている事を実感するようになったのです。


冬は一番暖かい場所で昼寝をし、夏は一番涼しい場所で昼寝するんです。

にぎやかな場所が苦手で、いつも静かな所を見つけて一人で過ごします。

あまりしゃべらないし、昔から夜が好きだし。

たまに自分がまるで野良猫のように感じる時があるのです。


「あなたの哲学で感動しなかった事はないよ」 「寂しがり屋なんだね」

彼女が言った言葉は後々全てが実に僕の事をよく捕らえていると気付いて驚きました。

僕はその後、本を読んで哲学の勉強を始めたし、大学に進んだ事も彼女の影響があったと思います。


彼女の洞察力が優れていたのか、僕がわかりやすい人間だったのかわかりませんが、

僕は「女ってすごいんだ。」 と女性崇拝を始めてしまうほどでした。