都響第1000回定期@サントリーホール
ブル9は今まで避けてきたが、今日聴けてよかった。
通常の3楽章までなら全く問題なく集中して聴くことができた。
補筆された4楽章は、そうと知っているからだろうが、なんとなく前3楽章とは違うな、と思った。
曲の方々にベルリオーズ、ベートーベン、ブラームス的な雰囲気が聞こえたりした。
都響の集中力、演奏技術は完璧。
素晴らしい演奏だった。
良い指揮者だと見違えるようなオケになる。
それにしても88才のインバル、90分を立ったまま振るって凄い。
指揮姿も美しくかっこいい。
日本人ではいないなー。
都響は、前に見た時は、出の時、最初皆座っていて、コンマスが出てきてオケを立たせて拍手を受けていた。
これが自分の好み。
が、これは矢部コンマスの時だけのようだ。
どのオケにしろ、指揮者気取りで一身に拍手を受けるコンマスは嫌い。