仲道郁代@サントリーホール
天皇陛下がご臨席なされた。
お一人なのが少し寂しい。
仲道は喋り過ぎ。
学生相手でもないのに各曲の前に5〜10分。
これは明らかに邪魔で鬱陶しくなって聴く気を削がれる。
本人がこれを良しとしているならば余程のアホ。
もしかして陛下に自分の博学を聞かせたつもりか?
ピアノはYAMAHAの最新の最高級を銀座のYAMAHAから運び込んだらしい。
シゲルカワイに対抗して作られたものだろうか?
音色はシューベルトにはよく合っていた。
18番はいかにpppで聴かせるかがキモ。
ピアノの力もあるだろうが、40分があっという間に感じる良い演奏だった。
21番一辺倒だったが、18番も積極的に聴こうと思う。
逆にベートーベンはぼやけて聞こえた。
月光の3楽章が退屈に思えた。
会場ではアナウンスと大人数の手持ちカードで、しつこく携帯の電源を切れと触れ回っていたが、いつもより過剰なのは天皇の盗撮を防ぐためなのだろう。