アイーダ@東京文化会館大ホール | なれっじなおのブログ

アイーダ@東京文化会館大ホール



楽しみにしていたコンサート。

アイーダは舞台形式で聴くべきオペラだと思った。


ラダメスのガンチは中音が響かず、いきなり高い声が出てくるので、歌の繋がりが悪かった。

カチャーニの降板が惜しい。


アムネリスのマトーチュキナは2幕が酷かった。

事故かと思うほど声が引っかかって、音程がフラット。

笑うしかなかった。

しかし、3〜4幕は別人かと思うほどに上手かった。

アイーダのシーリはドラマティックでいい声なのだが、ビブラートが気になり、声量もイマイチだった。


男声のソリストは下手ではないが特筆するものはない。


今日のオペラシンガーズの合唱は声量重視の指示なのか乱暴に聞こえた。


ムーティの指揮で割れんばかりの拍手の会場を後にした。