よく「病は気から」といいます。
読んで字のごとく「気」が「病む」ことで、
肉体にさまざまな変調や症状が出てくるのでしょう。
「心と体のバランス」なんていう言い方もしますよね。
いまは西洋医学が発達していて、「肉体」の病と「精神」の病に対してはたいてい、
何がしかの治療(投薬)や対症療法がとられます。
しかし、ここでひとつ抜け落ちているものが、「魂」(SPIRIT)の存在です。
血液や細胞、骨といったものは言うまでもなく「肉体」であり、
精神状態、つまり脳などは「精神」にあたります。
そしてここで仮にいう「魂」とは、
気とかオーラとか、そういった医学ではいまだ数値化されていない
“本質的な生命エネルギー”あるいは“霊性(いのち)”のことです。
「肉体(BODY)」、「精神(SOUL)」、そして「魂(SPIRIT)」は、
もちろん人間の中で繋がっています。
(こう日本語に置き換えたほうが、本来の意味には近いような気がします)
そして人間の体調がおかくなったりする…つまり病気になる場合、
順番は「魂」→「精神」→「肉体」の順番で冒されていくような風に思います。
そして、ガンをはじめとする今をもってして西洋医学では治癒が困難とされている病気のほとんどは、
その根源である「魂」に何がしかの原因があったり、そこに働きかけることで治癒への道が切り開かれたり
するのではないでしょうか。
これはある本に書かれていたことですが、肺がんになる人の多くは、
1年ないし数年の間に、悲しい出来事があったケースが非常に多いらしいです。
ホメオパシーの問診でも同じ質問をされましたが、自分の場合も心当たりはありました。
当時、つきあっていた女性の堕胎。――そして別れです。
それ以来、その彼女とは一度も会っていません。
仕事もキツキツに立て込んでいた状況の中、ギリギリの精神状態になり、
最終的には、最悪の結末を招いてしまいました。
そのときの無力感、失望、悲しみは自分の人生の中でも経験したことのないものでした。
ある人が言いいました。
「肺は悲しみの臓器である」、と――。
話は戻りますが、「気功」「漢方」「ホメオパシー」といったホリスティックなジャンルのものが
近年見直され、西洋医学と歩みを近づけつつあるのも、
「肉体だけで病気を見ない」といった考え方が増えてきたからにほかなりません。
ガンになってから、さまざまな人の話を聞いたり、本を読んだりしながら、
自分のガンとの向き合い方を探していますが、
僕の今の方針としては最新の西洋医学に身をゆだねつつ、
なんとかしてその己の生命エネルギーに働きかけることができないだろうか?
その生命エネルギーを高めていくことで治療への突破口へとならないだろうか??
そんな風に思っています。
ブログのテーマが「魂を探す旅」なのはそういった理由です。
この文章を書いていくことで、
自分の生命エネルギー・・・“命”について考え、パワーを高め、
そしてもしかしたら僕の書くブログがキッカケになって、
どこかの誰かのパワーにもなればいいな。
そう信じています。