安藤忠雄展に先週思い立ち行ってまいりました。
行こう。行こう。と思っているうちに
気づけばラスト1週間💦
暴れる2歳児を連れての鑑賞でしたが
伺うことが出来てよかったです😊
建築に関しては余りに無知なので、
10月にTBSで放送されていた
「建築家 安藤忠雄の挑戦 のるかそるか」の
録画で複数回拝見し、
軽く予習をしてまいりました。
建築ど素人なので感想などは恥ずかしくて
書き残すことは出来ませんが
原寸大の光の教会にはうっとりしてしまいました。
実際の光の教会には
光が入ってくる十字架の部分に
ガラスがはめられているそうですが、
元々、安藤氏の考えでは
ガラスを入れる予定ではなかったそうです。
その理由は「光の向うに希望がある」
ということは「十字架の向うに希望がある」
ということなので、
ガラスによって希望の通りを
止めたくなかったからだとTVで
おっしゃっていました。
そんなステキな想いの込められた教会、
ムダが全くないほどシンプルで
ストイックさを感じました。
館内では安藤氏のアトリエが再現されていたり、
住居から公共施設や歴史的建造物までと
多岐にわたる建築物の設計図や模型の数に
圧倒され通しでした。
環境を損なわない建築。
斬新な空間の捉え方。
人と環境と共に成長する建築。
ご病気で胆のう、胆管、十二指腸、膵臓、
脾臓までも摘出したお身体で
なお世界を舞台に挑戦し続ける
76歳の安藤氏にパワーチャージをして
いただいた気がします。
販売されている図録には
ちょっとずつ違ったサインがされていて
すっかり魅せられてしまった安藤氏の
お人柄が表れているようで
お持ち帰りしてしまいました😅
しばらく眺めながら、
安藤氏のおっしゃっていた言葉を糧に
来年に向けての自身の抱負でも考えたいと
思ってます。
【印象的だった安藤氏のお言葉の備忘録】
⚫︎人生1回。だからいつものるかそるか
⚫︎無知なのは武器である。
わからないことは力になる
⚫︎勝つのもいいが負けるのもいい。負けが原動力となる
⚫︎りんごは青いほうが良い。
なぜなら若くてまだ向こう側がある人の方が良いから。
だからこそ青いりんごであり続けたい。
⚫︎あるものを生かし、ないものを作る
⚫︎誰も考えなかったまだないものを作る。
⚫︎精神的体力と肉体的体力の糧は好奇心である。
全ての人にチャンスはあるがチャンスを掴むかは好奇心次第。
そのため好奇心を受け止められるような人間でありたい。だからこそ青くなければならないし、青くいたい。



