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不死身のバーニー・ロス

新たなマネジメントスタイルに挑み、日夜チームリーダーシップを追求中。 


だがその実体は、ウィークエンドフットボールを生き甲斐にしているダブルパパ
  
拳闘砕身、波蘭万丈, 愛と笑いと夢と涙と根性と冒険の日々を綴る。  

%(確率)からリーダーシップを持っているか否かは探れる。。。 こんな自論を持っている。


大前提として、リーダーの素材はせいぜい10%~20%の人にしかない、つまり10名いたら1人。


これは今までの経験則で、大多数の人は直接的な「損得」でものを考え動く。 そうじゃない人は少数。


日の中、世論のFollowerが大多数。 はっきりした意見ある人は少数。 その少数にリーダーが居る可能性が高い。  


この%をうまく活用してリーダーの原石を探し出す。


炭坑掘り? いやいや、油田かもしれないし、ダイヤモンドの原石がいるかもよ。



大多数の人がある案件に対して統計上ある分布に属したとする。 リーダーはその属性に居ない、と仮定出来る。 平均的な人の中には居ないだろう。 


しょうもないけどアイテムだけど、NHKの受信料。 聞いてみたらかなりの人が払っていなかった。 理由は、「かなりの人が払っていないから、」という変な理由。  損得論。  だから、その属性にはリーダーはいない。 つまり、NHK受信料を払っている人が10%ぐらいなら、その中にリーダーの原石が居る可能性があるという事。


では払っていれば良いのか、という問いに逆に考える。 NHKの職員は多分全員払っているだろう。

「規則だから、」とか「周りのみんな払っているし、」。 。。   だからここには払っていても原石はいないだろう。   そんな中で何らかの自論で払っていない人がいれば「少数派」で、そこに居るかもしれない。


次に分かりやすい例としてJリーグの応援席。 ほとんどの人はウルトラスをFollowして応援している。 ウルトラスが歌うままに歌う。  ウルトラスがムードを作っている。 全体の10%以下だろう、ウルトラスのメンバー。  

これは分かりやすいな。  リーダーはそこに間違いなく居るだろう。 ウルトラスの中でも、ちょっと違った考え方を持つ少数派が居れば、その人たちはウルトラスの中でも、次代を担う原石かもしれない。

 

また全く違う角度で見てみる。

学校のクラスの中。 少数の子が人と違う事を理由に苛められているとする。  

指導者よ、そんな時違う観点で想像してみよう。 その子たちは光り輝くダイヤモンドかもしれない。

違う事を良い事としていちど育ててみよう。  その子達にも、励みになるかもしれない。


これは素材探しの話。


これを磨くのがまた一苦労だが、それは仕掛けの面白さでもある。

 

うちのチーム全体で今行っている事がそれで、徐々に成果が出始めた。 

10%から選抜された人たちは、最近醸し出すムードが違う。


間もなく新しいマネジメントが誕生するがそれで二人目。 

俺もそろそろ、KING MAKERと呼んで貰おうかな。


いきなり、産む → 育てる、じゃあなく、 選ぶ → 磨く → さらに選ぶ → 産む → 育てる、 という順番が正しいのではないかな。 

 

。。。 高校サッカー。 

現在インターハイ予選が繰り広げらている。


お目当てのチームは先日負けてしまったが、戦術に疑問を感じた。 

ただし、何が何でも勝ちたいのならば、その戦術では?、、、、だった。 

別に目的があったのでは、と思うほどプレーヤー達に自主的に戦わせていたと感じた。

それほど、ベンチが冷静なチームだった。 


強豪高の一角なのに、ベンチがあれほど静かなチームは珍しい。 

それで勝てたらすごい「少数派」に違いない。


つまり、これはどういう事を示しているのかな。。。


プレーヤーは指導者のポケモンではない。 KINGの原石かもしれないのだ。

  


それにしても、最近サッカーの日本代表や、高校球児や陸上界をはじめ代表クラスのトップアスリートに混血(ハーフ)のプレーヤーが増えて来た。  


珍しくないとしてもまだまだハーフは人口の中に確率的に少ない。  

確かにパワーや筋力はDNAからして違うと思うが、彼らの中にある意識はどう違うのか。  


一つ言えるのは、彼らは確実に、少数派の環境で育ってきている。