チェコで救急車に乗る① チェコに来て一番体調の悪い日 | 日韓ハーフ兄弟 チェコ→韓国生活

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子育てはママ育て
韓国生まれ、日本で7か月保育園に通い、チェコに2年半住んだ8歳の息子と、日本生まれの4歳息子を、韓国で育てています。

ドブリーデン ラビです。

チェコに来て、こんな日が来るとは…
日本でも乗ったことないのに… 救急車🚑
(韓国ではバイクにはねられて乗ったことがあります。)


あれは、とある火曜日の夜9時。
急に気持ちが悪くなって2回くらい吐きました。

幸い下の子はもう寝ていたので、上の子をどうにか寝かせ、私は居間で気持ち悪さにひたすら苦しむ…これがこの先17時間続くとはその時は知る由もなしでした。


結局朝まで吐きつづけて一睡もできませんでした。
頼みの旦那はなんと韓国に出張中。えーん
タイミング悪すぎ。
戻るのは4日後の夜…


私は運転できる状態ではなかったので、やむなく上の子の幼稚園を休ませる連絡をいれました。

とりあえず吐けば15分くらいはどうにか動けます。
それ以降は次に吐くまでひたすら苦しむ感じでした。胃液が溜まれば吐くというサイクル。



下の子のミルクやオムツはどうにかこなし、上の子にはパンを与えてとりあえず朝ごはん。

少しずつ次に吐くまでの間隔が長くなりつつはあったけど、このままでは上の子のお昼を準備できそうにないので、お隣さん(韓国人)にヘルプの連絡を入れました。



が、なんとその日は子供の学校でイベントがあるらしく、夕方4時まで戻れないとのことガーン

これはつまり、駐在仲間の奥様がみんな学校に行っているということ。(お隣さんのお子さんも、駐在仲間のお子さんも皆んな同じ学校です。うちだけ違います。)

このままならヤバいと思っていたけど、たまたま学校のイベントに行かなかった駐在仲間の奥様Yさんがいらして、とにかくうちまで来て欲しいとお願いしました。

Yさんがうちに来てくれたのは昼の1時。

上の子の食事をお願いするも、まだ吐いてる私。ゲローゲローゲロー


Yさんと病院行かないとかなりヤバいよね?と話しているうちにみるみる私の手が麻痺し始めて、指が動かなくなってきました。

手首は内側を向き、指は伸び切り、親指が中指と薬指の間に入った状態で硬直。スマホも操作できない状態になりました。

慌てて行きつけのカナディアンメディカルに電話するも、今日は予約は取れません、明日なら大丈夫ですとの回答えーん

でも無理を言って、たくさん待つことになるという条件でカナディアンメディカルに行かせてもらいました。


昼の2時。
Yさんの運転で子供たち連れてカナディアンメディカルに到着。
私も子供たちもパジャマのままですガーン

まだ気持ち悪いけど吐くのは止まりました。しかし、顔や足にも麻痺が出だす私。

後から知ったのですが、これってひどい脱水症状らしいですね。

それでも30分以上待って、やっと呼ばれました。


ようやく医者に診てもらえて、私の手が動かないことが分かり、医者にもことの重大さがやっと伝わりました。

そこで言われたのは
『ここはクリニックです。
あなたの状態はクリニックに診れる状態ではない。今から紹介状を書くので、大学病院に行ってください。救急車を呼びます。』


そんな形で、点滴をしたまま、救急車に乗せられましたガーン

救急車の中で、チェコで救急車に乗るなんて…とずっと考えていました…


Yさんは子供たちを連れて、車で大学病院まで来てくれました。この時夕方4時です。この時からしばらく子供たちと離れ離れになります。


続きます。