一つ前の記事で、テオの運動会のことを書きました。
すごく楽しかったのもありましたが、テオが嬉しすぎたのもあって、競技中に、私と手を繋いで歩く時、結構な割合でクネクネしながらしっかり立たないで、私がズルズル引っ張る形になったり、
満2歳児クラスの子達はまだ小さいので、ママが抱っこしているのを見ては、テオも抱っこぉ〜〜となったり、
私は結構疲れました
もう15キロ近くありますからね…重い重い。
そんな話をセオとお留守番してくれていた母に話したところ…
『そう、テオにはがっかりだね。』
と言われました。
あぁ、このセリフ。
私がよく言われながら育った言葉。
たまに母がテオにも言っていて、それを聞くたびに私がモヤモヤする言葉です。
この子供に対するがっかりって、その人が勝手に期待して、子供がその期待通りに行動できない時に出る言葉。
子供は何も悪くない。
ただありのままの姿を見せただけ。
なのに、がっかりと言われて、地味に傷付く。
私はそのように育てられて来て、今は母とテオのやり取りを通してその傷を見せられます。
モヤモヤするのはその傷が反応するからです。専門用語で言えば、インナーチャイルドですね。
恐らく、2000年以降に生まれたテオ自身には傷としては残りません。それは、愛が開いているから。
でも、私の傷は残っているのが分かります。
そして、もう一つ、母がテオに使う言葉で私がモヤモヤするのは
『テオは悪い子だね。』
という言葉。
前にオモチャを投げて、大きな音を立てて、寝ていたセオが起きた時に母が怒りながらいいました。
私はそういう言葉をかけられながら育ったんだなぁとまたモヤモヤ。
私は母に対して、『今のはテオの行動が良くなかっただけで、テオが悪い子であるわけではない』と言いましたが、『言っている意味が分からない。テオは悪い子。』と言われました。
でも、こうやって、母がテオに対して発するモヤモヤワードを一つ一つそうではないんだと私が理解しながら訂正していくことは、結局は私の傷を癒すことになっています。
当時は幼すぎてそのまま受け入れてしまったけど、今なら分かります。
日本に滞在しているこの期間は、私の癒しの期間になっているんだなぁと、しみじみ思っています。
たくさんモヤモヤするけど。(笑)
私の癒しのために、母とテオが色々見せてくれています