2018年10月27日。


約5年振りに一日フルでディズニーランドへ行ってきました。

このことについて自己満で書くのでお付き合いくださいませ。



最後に行ったのが2013年8月。
(このブログにも書いてます。)



思えばこの記事で就職の報告をしたんですな。

まさか、そのあと5年も行かなくなるなんて思わずに。


5年の間に本当にいろいろありました。

就職で生まれてからずっと住んでいた千葉を離れ、みんなと離れ、
全く知らない場所へ。

ライブもそうだし、
こうした機会も遠のいていきました。


1人で行けばいいのかもしれないけど
やはりだれかといったほうが楽しい。


けど、みんな就職や結婚をして、
そんな相手はいつしかバラバラになっていた。



俺自身、
電車で30分あれば行けた場所が
電車と新幹線乗り継いで3時間くらいかかる場所になって、

遠い場所になった。


そして、
とあることをきっかけに
それまで心の支えにしていた人間関係が崩れ、
仕事も調子を崩し、

ディズニーリゾート自体
向き合えない場所になっていました。

楽しむ場所なはずなのに
気持ちが締め付けられる場所になった。


こんな煌びやかな夢の世界
もう入ることすら出来ないや。
俺にとっては遠い場所だ

って。

でも
そんな中でもディズニーが好きだって
気持ちは消えなかった。




2015年末。
親にどうしてもとお願いし
アフターシックスでランドに行きました。

正直、心のどこかで、

「もう見納めかな。。目に焼き付けよう。」

って思っていた自分がいた。


でもパレードとかショーを
凍りついていた心で見ながら

何故だか
もう1回頑張ってみようかなって思った。

いつか幸せになってこの場所に戻ってきたいなって。
幸せになれるかなんて当時は本当に見えなかったな。


その後、
必死に色々な感情と闘いながらも生きていた。


大好きなアーティストが世間から叩かれ、
仲間はバラバラになった。

仕事はなかなか調子を戻せず
なんのために居るのか分からなかった。

ライブに行っても
かつての居場所が邪魔をし、
肩身の狭い思いをしていた。


でもそんな中でも新たな仲間を見つけ、
再起をはかろうと必死だった。


けど、仕事を異動になってから、
アイデンティティが崩壊した。



仕事中も、
仕事前も仕事後も休みの日も、
執拗にLINEで仕事のことを怒られる日々。

半年間1度も心が休まらなかった。
マインドコントロールされかけたって今でも思ってる。


いつしか心は蝕まれボロボロになり、
荒んでいき、それで周囲が離れていったのにも気づかなかった。

半年の苦しい時期が終わった頃には

なんのために自分はここにいるのかなんて分からなかった。

後輩に抜かれていき、
宙ぶらりんになった自分がいた。

なんとなく自分がお荷物になっていることを感じながら過ごす日々。


少しでも福島のために頑張りたいって気持ちは
踏みにじられて、よく分からない方向に行っていた。


けど、そんな中でも、




大好きな2人、
後に八王子へと導いてくれた大事な仲間達が誘ってくれたディズニーシー。

これは本当に楽しかったし、
復活への第1歩だった。

ここに到達出来ただけでも大きな一歩だった。


2017年5月。
もう自分はこの場所に必要ないと感じたあの時。



ここを出ようと決め、


3ヶ月後に予想だにしなかった話をもらって、

2017年10月に学生時代から念願だった八王子移住を果たした。


八王子に行くこと、
それは自分の再起をかけた大きな賭けだった。

人生で最大の決断。

流れを一気に変えたいと。



そうして叶えた八王子移住。

いろんなことが次々と変わっていったけど、


八王子に移住してからの1年は、
それまで荒んでいた自分との戦いだったと思う。

新しい仕事もそれで馴染むのにだいぶ苦労した。

人間関係でも壁にぶつかった。

けど、ぶつかることで、荒んでいた心にあった棘が無くなっていった気もしている。


そんな中、あるアーティストに出会った。


八王子在住のアーティスト、UPLIFT。


実は知るまでにいろいろあったアーティストではある。
けど、彼らの歌う歌の真っ直ぐさに惹かれて、気がつけば激ハマリしていた。
休みで時間が合うと、気がついたら行くようになっていた。

そしてそんな中で出会った2人の大切な人。





最愛の彼女、まりりん。
最愛の兄、けんたん。

優しさに溢れた2人。
身をていしてでも守りたい2人。

お互い人見知りから始まったけど、
いつしかUPLIFTの「みっちゃん」に激ハマリして仲良しになって、
いつも一緒にいる。

年齢もファン歴もバラバラなのに。
仲良しになっていろんなライブに行って、
本音で語り合えるようになった。


みっちゃん本人が「中村family」と命名してくれた。
いい意味で気を遣わない大切な2人。

誰かが泣いていると他の2人が支え、
誰かが笑っていると自然と2人も笑顔になる。
そんな関係性。


そんな仲間達と5年振りに、、、
帰って来たのが10月27日のディズニーでした。




朝の早起きが大変だったけど、

チケットをかざし、
ゲートが開いた瞬間、


やっとこの中に入れた!
その思いが強かった。

今まで何度も目の前に行きながら
ずっと越えられないゲートだったから。。。

入れたのは事実だったけど、
しばらくはなんかふわふわしていて、


実感がなかなか湧かなかった。






今までに無いくらい盛り上がっている35周年イベント。

我が家でクリスマスディズニー行く時はディズニーランドのワールドバザールのクリスマスツリーの球にみんなで映るという慣習がある。笑
ワールドバザールでそれを思い出していた。

まさかのハロウィンパレードの優先エリアが当たったり、
いろんなアトラクションをぐるぐるし、
あの場所にも行きました。


キャストさんのテンションの高さよ。笑
そりゃーあの子も明るい性格に変わるわけだ。
いつかは本人がいる時に乗りたいのう。

いろいろ乗った後、
楽しみにしていたパレード、
「ドリーミング・アップ!」へ!

パレード自体ももちろん5年振り。

開始何分前のアナウンスから泣きそうになってた。

そして…
鳴り響くイントロ。




まだ誰も出てきてないのに涙が止まらなくなり、
ミッキー来た時点(冒頭)でもう崩壊してた。

けんたんに「ダメだ。泣く。」って言うのがやっとだった。

もともとショーパレでミッキーを見ると
泣くとゆー変わった習性はあれど、

今までのことがぶわーっと来たよね…。

感情の解放ってこういうことを言うんだろうね。

見たくてしょうがなかったものが、
今目の前にある。

嬉しさと非現実感がごちゃごちゃになった。

けんたんがずっと背中さすってくれて
まりりんはずっと手を添えてポンポンしてくれてた。


後日サントラを借りて聴き直したら
所々記憶が途切れていました。笑


パレードでひとしきり泣き、←

またいろいろ行きまして。

スティッチに爆笑し、←
(初めて行った)

カリブに行ってしりとりしーの、
いろいろ楽しんで


もうすぐ終わってしまうこれも見られた。
見る度に人生の節目になるショー。
エンタメというものが全て詰まっているんじゃないかな。

気がついたら夜になっていました。

夜のショーも見て、(写真撮ってない)
変わってしまってはいたけど
3年前のショーを見た時を思い出していた。

こちらも3年ぶりの、

エレクトリカルパレード。

3年前唯一見られたパレード。

正直アナと雪の女王のところでウルッと…
福島来てすぐくらいにアナ雪がブームになって、
let it goをよく聴いていたからね。。。
地元高校とMay J.さんのコラボで泣いたりもした。

そして、、、



パレードが終わってから30分くらいだったろうか。。。


ずっと待ちわびていた瞬間が…。


買い物をして外に出て
直ぐに曲が流れ始め、

ブランニュードリームが始まった。

城の方へ向かってすぐに、




夜空に大輪の華が咲いたその時に、


「ああ…やっと見られた。」


その言葉しか不思議と頭に出てこなかった。

けど、涙が次々と頬を伝いいつしか止まらなくなっていた。
気がつけばこんなに泣いたのは出生時以来じゃないかなってくらい泣いてた。


これを…ずっと見たかったんです。
あの日から、何回も。

福島にいる時に何度も夜空を見上げながら遠くのこの大輪の華に思いを馳せ、
実家から小さく見えるこの大輪の華を見て、
様々な感情を抱きながらもいつか見たいと思っていた。

もう見られない?

それを何度も考えた。

花火が一発上がる度、
この数年経験してきた様々な記憶が蘇ってきた。

5年という時間。
世間からしたらあっという間に過ぎ去る時間。

自分が経験してきた様々なことより大変な経験をしてきた人なんてこの世にいっぱいいる。
自分だけが辛いんじゃない。
大切な人と突然お別れになったり、
生きたくても生きられなかった人達もいるんだ。
自分の我慢なんてそういう方々に比べたら…
まだ耐えられる。頑張らなきゃ…

ずっとそう言い聞かせ続けてきた5年間でした。

人間関係が下手くそだから学生時代関わりがあった人が突然連絡取れなくなったりどことなくよそよそしくなって悩んだりもした。

2度の拠点移動、何年も続いた学生生活の終焉そして新たなステージへの旅立ち、
昨日まで信頼しきっていた絆が突如として暗転したこと、崩れていく信念の対象、再起しようと足掻いた日々、生活を支配され歯車でしか無かった半年間、夢の国と向き合えない日々、

そしてそんな日々を断ち切るため決めた人生最大の決断。


全てあの5分間の中で物凄いスピードで蘇ってきたのでした。

この数年間、
ディズニー30周年のサントラをいつしか聴くようになり、
30周年の花火、ハピネス・オン・ハイを聴きながら「いつか夢を叶えてあの花火を見に行こう。」といつしか考えるようになり、
いろんな日々が過ぎ行く中でよく聴いてモチベーションを上げようとしていた。
「いつか八王子市民になって見に行く。」
それが目標だった。

その見たかった景色が目の前にあった。

泣いても泣いても涙が溢れ出てきたけど、
ずっと見たかった景色を一瞬も見逃すまいと、
目だけはしっかり見開いていた。


その時に。。。

ぴったりと寄り添ってきた人達がいた。


2人が後ろから支えてくれた。

それが本当に本当に嬉しくて、
足に力が入らなくなってきて、
本当に生まれたての子鹿みたいになって泣いた。

見たかったのはこの景色だった。
でもずっと思い描いていた夢は、
大事な2人に支えられるという嬉しさと共にやってきた。

生きてて、
諦めないでよかったと本気で思いました。



本音を言うととても長かったです。
この5年間。

けど、今までをカタチに出来た。


終わっても2人にずっとしがみついて泣きじゃくってたな。


まりりん、けんたん、本当にありがとうね。





花火を見終わり、
スペースワールドで大絶叫し、
イッツアスモールワールドを体験し楽しかった一日は終わりました。


もう5年も待つことはないんだね。

また行きたいな。


新たな気持ちで八王子で頑張ろうと思いました。


ずっと一緒にいてね。



Shige…☆彡.。