babyskyのブログ -6ページ目

ちょっと感傷的な気分

最近、妹について考えると涙が出てくる。


3歳半年下の妹。

新幹線で2時間ちょっと行ったところに住んでる。


今は都会のOL。


彼女が生まれたときから15年家族として一緒に暮らし、

実家をでたあとも3年間は二人暮らしをした。


自称、お姉ちゃん大好きっ子で

無条件に慕ってくれ、姉として尊敬してくれた。


私の方が頼りなくて、いっぱい迷惑もかけた・・・


仕事で転勤が決まって、

二人暮しをやめて、妹を残して関西に戻ってきたとき

なんだかいろんなことが申し訳なくて

泣きながら電車に乗った思い出もある。



今までずっと、彼氏がいたのは私の方で

妹は、ずーっといなかったのに

最近、彼氏ができた。


今まで人の幸せばかり散々見てきた彼女、

「結婚は30過ぎてからでいい」とか言ってたくせに、

結婚っていいね、とか言い出すし。


はじめてその彼と妹と私と三人で会った時、

娘を嫁にやりたくない親の気持ちがほんの少しわかった気がした。



自分の手から離れていく実感っていうか

もう、すべてを打ち明ける仲ではなくなって

ちょっとだけ、距離が生まれた感じ。

私よりも、彼といることを選び

私よりも、彼を頼ってる。


甘えただったと思ったのにね。


子離れができない親がいるけど

親がこの幸せを願うことは当然の責務、

その宝物を手離すことで、

親の方が成長ができるんだって

どこかに書いてあったなぁ・・・


私も、妹の幸せを願い

最大の祝福とともに送り出してあげないと

いけないよなぁって・・・


まだ先のことだろうけど、今からヤキモキして

涙が出てくる。


なんでも私が先に経験してきたから

先を越されるのはものすごく恐怖だったけど


それぞれの幸せを、それぞれがつかむしかないもんね・・・


ひとことのプレゼント

何人かで飲んで恋愛の話をしてたとき
だいぶ年下の後輩の男の子に、

「○○さん(私)と結婚できる人がうらやましい」

と言わしめたこと

彼はほんとに年下過ぎだし
恋愛対象とは思わないけどかわいがってる存在。

本人は彼女とラブラブなので、
まぁ話の流れで軽く言っただけなんだけど

嘘でも冗談でも社交辞令でも
嬉しい一言だった(>_<)


もし、永遠に独り身だったらどうしようと
頭の片隅に不安を抱える私としては。
どんな誉め言葉より、単純に嬉しい…(涙)

本気ではないにせよ、彼自身の気持ちがほどよく織り混ぜられた表現で。


僕もあなたみたいな人と結婚したい」では
違うんだよね。

ちょっとストレートすぎるし、一方的。
文字通りとらえると、私ではない誰かとってことになるしね。
(自分もその人のことを好きだったなら一番直球で嬉しいかもだけど…)


それとか、

「きっとステキな結婚相手がみつかるでしょうね」

でもない。
これじゃちょっと他人事って感じだし、まさに社交辞令。


今日の後輩君の一言は、
相手のニーズにぴったりの
言葉のプレゼントですね

言いたいことを言うだけじゃなくて
目の前の相手が一番言われたいことはなんなのかを
察知して発言するという…
能力と努力。

大いに尊敬。



ささやかに楽しませてくれたことを
ひそかに感謝しますラブラブ

世界なんていらない

世界なんていらない

(映画BANDAGEの中で主人公ナツが作曲したという設定の
『元気』ってゆう歌のワンフレーズ。)


この言葉がすごく好きです。

このフレーズの前には、
『耳が聞こえなくなったら○○の音を聞き
目が奪われたらまだ手のひらがあり
手のひらで世界を感じればいい』
というくだりがあるんだよね。


そして、
『いや世界なんていらない
あなただけそばにいてくれたら
それだけでいい』

と続く。


残念ながらこの『あなただけ…』の部分は、
共感度半分なんだけども

まぁでもそう思える相手がいたら
それは幸せですわな


でも現実問題
もし世界がなくて「あなた」だけいたら?

かろうじて生命を維持できる環境にあるとして?その次に必要なものは?


そういえば人間の三大欲求て

1食欲 2性欲 3集団所属欲求

だっけ。




…それはさておき

私なら(世界がなくなる代わりに)何を選ぶだろう?

ピアノかな。
かっこつけすぎ?


それなら音が残り
進歩ができ
心が癒され、創造性も失わずにすむ…


それほどにも音楽を愛していると
言い切る自信はないけど。



でもやっぱり、
人のぬくもりや会話や大好きな笑顔の方が
恋しいだろうね。

失うことへの恐怖や、
生への執着に悩まされるとしても…



さて、手の裏を返すようだが
私は『世界を描写する』ことに
非常に価値を感じている。

それが芸術を生むんでしょ。

言葉や音や色や形や動作などを使い。
世界から感じるものを表すということ。


それこそがはるか昔から数々の人間のうみだした
美しいものごとだ。