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全国の乳児院にベビーサインを届けたい

― ベビーサインサンタ プロジェクト―

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる

ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

 

ゴール達成

みなさーーん、ベビーサインサンタプロジェクト

無事に終了しました。

なんと、124名の方に賛同いただき、

セカンドゴールも無事に達成しまして、

これから発送作業にうつります。

 

詳細の報告は追ってさせていただきますが、

まずは賛同いただきましたみなさまに

お礼のご報告まで。

本当にありがとうございました。

アンバサダーが10名も!

 

 

明日から発送準備!

 

 

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全国の乳児院にベビーサインを届けたい

― ベビーサインサンタ プロジェクト始まります ―

0・1・2歳 頭と心と体を育てる

ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

 

ずっと胸の中にあった“願い”

実は私には、長い間ずっと心に抱き続けてきた願いがあります。
それは 「全国の乳児院に、ベビーサインを届けること」

 

協会を立ち上げて間もない頃、講師資格プログラムを受講された方の中に、乳児院で働かれている方がいました。
その時、私は初めて「乳児院」という場所があることを知りました。そこで暮らす赤ちゃんたちのこと。そして、日々寄り添い続けてくださっている職員の方々の姿。
 

その話を聞いて以来、この願いはずっと私の中で静かに、でも確かに、育ち続けてきました。

短い滞在期間の赤ちゃんにも届く“あたたかさ”

調べる中で知ったのは、乳児院に預けられる赤ちゃんの多くが「短期間の滞在」であるということ。

そうなると、
「ベビーサインを覚えるところまではいけないかもしれない」
――その現実にも向き合うことになりました。

それでも、私が強く信じていることがあります。

 

それは、
職員の方が “ベビーサイン図鑑” を手にしてくださるだけで
その場に流れる時間が、より温かく、優しいものになるということ。

 

赤ちゃんは言葉を話せなくても、
「伝えたい」「気づいてほしい」という気持ちでいっぱいです。
それを“受け取ろうとする姿勢” があるだけで、赤ちゃんは安心します。

 

てってちゃんパペットが届ける安心

 

そして今回、乳児院へ届けるのは「ベビーサイン図鑑」ともうひとつ。それが、赤ちゃんの心にそっと寄り添う てってちゃんパペット です。

 

てってちゃんは、どこへ行っても赤ちゃんの人気者。
初めての場所でも、目が合った瞬間に笑顔が生まれたり、
ちょっと緊張していた赤ちゃんの表情がふっとゆるんだり。

乳児院の環境で暮らす赤ちゃんにとって、
この“安心を運ぶ存在”は、きっと大きな力になると信じています。

 

クリスマスに届けたい ― 12月1日〜15日の短いキャンペーン

 

今回のプロジェクトは、
12月1日〜15日の 2週間だけの特別キャンペーン。

なぜこの時期にしたのかというと、
クリスマスは「想いが誰かに届く」季節だからです。

ずっと抱き続けてきた願いを、
今年こそ“形”にして届けたい。

その思いで、この短い期間にチャレンジすることにしました。

 

 

どうか、この想いを一緒に届けてください

このプロジェクトは、私ひとりでは実現できません。
赤ちゃんの未来を想う多くの方の力が必要です。

どうか皆さんのお力を貸してください。
皆さまからの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

 

応援フォームはこちらから

 

 

 

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0・1・2歳 頭と心と体を育てる

ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

こんにちは! 

 

今回は社会人大学院生として研究に取り組んでいた私が、修士論文の中から「ベビーサインが保護者に与える影響」について、わかりやすくお話しします。

 

まだ言葉を話せない赤ちゃんと、手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションをとる「ベビーサイン」育児。

 

多くのパパやママが、赤ちゃんの気持ちが分かって育児が楽になることを期待して始めるでしょう。

 

しかし、私が実施したアンケート調査と自由記述の分析から見えてきたのは、ベビーサインが赤ちゃんとの関係だけでなく、親自身、そして家族全体にまで、想像以上のポジティブな変化をもたらしているということでした。

 

この記事では、まずその変化の第一歩となる「赤ちゃんの理解」について、具体的な保護者の声とともにご紹介します。

記事の目次

  • 研究の概要:430名の保護者の声から見えたこと

    • アンケート調査と「KJ法」による自由記述分析

  • ベビーサインがもたらす変化の第一歩:「赤ちゃんの理解」

    • 赤ちゃんの視線を知り共感する力

    • 赤ちゃんの考える力、伝える力への気づき

    • 赤ちゃんの様子を観察する力

  • 【まとめ】赤ちゃんは「小さな人」

1. 研究の概要:430名の保護者の声から見えたこと

 

 

私が2018年から2020年にかけて行なった研究では、ベビーサイン育児を経験した保護者430名を対象にアンケート調査を実施しました。特に、自由記述欄にコメントを寄せてくださった182名分のデータを、文化人類学者の川喜田二郎氏が考案したKJ法(※)という手法で分析しました。

(※KJ法:断片的な情報(自由記述コメントなど)をカードに書き出し、類似性や関連性でグループ化し、図解や文章でまとめることで、問題の本質や新たな発想を見つけ出す手法。担当教授と仲間の学生のヘルプを借りて、膨大な紙切れを、あーでもない、こーでもないと分類した時間が懐かしい・・・)

 

その結果、ベビーサインがもたらす変化は多岐にわたることが判明したのですが、本日はその中でも最も重要な変化の入り口である「赤ちゃんの理解」について深掘りしていきます。

 

2. 赤ちゃんの視線を知り共感する力

 

 

 

保護者の皆さんは、ベビーサインを通して「子どもの視点」や「子どもの気持ち」をより深く理解し、共感できるようになったと実感しています。

 

保護者のリアルボイス(抜粋)
・こちらの自己判断で子どもを見てしまうのではなく、ベビーサインを通して子どもの気持ちに寄り添えたことが何よりの収穫でした。
・ベビーサインなしの育児は子どもへの観察眼や共感力の面でもあり得ないと実感しました。
・サインがあることで子どもの視点を理解してあげられ、子どもの思いを感じ取ることができ、共感できたことがとても良かったです。

 

3. 赤ちゃんの考える力、伝える力への気づき

 

言葉を話さない時期でも、赤ちゃんには豊かで複雑な「思い」や「伝えたいこと」がある、という事実に驚き、そして感動しているのが分かりました。

 

保護者のリアルボイス(抜粋)
・赤ちゃんもこんなにたくさん伝えたいことがあるのだと気づかされました。
・1歳そこそこの赤ちゃんがこんなにも色々伝えたいことがあったんだと驚いています。

 

↓実は昨日も、対面のイベント会場で、川崎で活動しているベビーサイン講師「アンディー先生」の生徒さんが、直接私に手紙を渡してくださったんです。ベビーサインへの思いをこんな風に届けてくださる方に支えられて、ベビーサイン協会は20年も活動を続けてこれたんだな~と改めて感じることができました。

 

ありがとうございました。

画像
生徒さんから頂いた手紙

 

4. 赤ちゃんの様子を観察する力

 

ベビーサインを使おうと意識することで、親が「受け身」ではなく「能動的」に赤ちゃんを観察する習慣が身についていることがわかりました。

 

保護者のリアルボイス(抜粋)
・子供がぐずったときに一呼吸してどうしたいのかとじっくり観察できるようになりました。
・ベビーサインをとおして、子供が何を訴えているのかいろいろ考えたり、子供の表情、手の動き、表現を興味深く観察できて良かったです。
・ベビーサインの良さは「赤ちゃんをよく観察するようになる」ことだと思います。

 

5. 【まとめ】赤ちゃんは「小さな人」

 

いかがでしたか?

 

ベビーサインを育児に取り入れることは、まず、わが子を「ただ泣いたりぐずったりして欲求を伝えてくるだけの存在」から、「自分なりの思いや気持ちを持つ、一人の小さな人」として、より深く理解し共感できるようになる、ここがスタートなのです。

 

そして同時に、「親の考えを押し付けるのではなく、赤ちゃんの視点から世界を見ること」が育児においていかに大切か、という本質的な気づきにつながっていくのです。

 

この「赤ちゃんの理解」が深まることで、実は日々の育児にも大きな影響が現れます。それはまた次回の記事で詳しくお話ししますね!お楽しみに。

 

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