こんにちは!
赤ちゃん・こどもの作業療法士 定金雅子です。

いよいよ2020年も残り数日となりました。

皆さんは、どんな一年でしたか?

やはり何と言ってもコロナの影響を強く強く受けた一年でしたよね。

こんな時こそ、マイナスを見るのではなくあえてプラスに働いたことって何かな?と考えてみました。

オンラインの可能性が一気に広がりました。
私自身、講座や個別セッションでは日本中、世界中にいるママさんや育児支援者と繋がることができました。
これはとっても大きいことでした。





そして、オンラインをやってみて、やはりリアルで会うことやできることの大切さ(恋しさ)もまた強く感じましたよね。

会えることの価値は、コロナ前よりずっと重くなりましたね。

私自身、90歳になる祖母が広島にいます。
大好きなおばあちゃん。
でも、もう1年以上会えていません。
高齢者にとっても1年1年を乗り越えることは大きな意味があるので、早く会いたいなって思います。

きっと皆さんにもそんな大切な家族がいますよね。

来年は皆さんにとっても会いたい人に会える世界になっていると良いですよね^^


今年の私の大きな変化は「リアル」と「オンライン」でしたが、だからこそリアルで会える場所をしっかり作ることが目標にもなりました。

2021年の新しい目標は、
「発達支援のネウボラ〜赤ちゃんとこどものためのかかりつけ療法士による療育を継続して受けられる場所〜」を作ることです。


療育というと、医療制度や福祉制度の枠組みで行われますが、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの専門職によるリハビリは専門機関に行かなくてはほとんど受けることができません。

また、専門機関での療育には回数制限や期限があります。
そもそも専門機関にたどり着くまでに煩雑な作業も多くあります。

そこで、限りなくおやこ教室に近い形で専門職から個別にリハビリサービス・育児支援が受けられる「かかりつけ療法士」をスタートしたいという想いがずっとありました。

この1年、教室事業に加えて、ママ向け・プロ向け講座を販売し手にすることができた収益全てを使って、新しくテナントを借りてこの「発達支援のネウボラ室」をつくることにしました。

私を信用してくださった皆さんがいてくださったからこそ、挑戦できる未来です。


育児と療育のすきまを埋めて、専門職までの敷居を低くし完全自費だからこそできる個別の支援サービスをつくっていきます!!

この一年で、志を共にした療法士とのつながりも増えてきています。

各専門職との連携ができるからこそ、作業療法士という私の視点だけではなくチームとしてお子さんへの質の高いリハビリサービスが提供できるはずです。

ちょっと発達で気になったことがある時に、「かかりつけ療法士」として機能できるよう、新しい一年は全力でもがいてみますね^^


そして、もう一つは「こどものねっこを育てるおやこ教室」を作ることです。

ベビーサイン講師、ぐちゃぐちゃ遊び認定講師として活動させてもらったこの数年間。作業療法士として地域で親子教室を続けてきたことは私の核となっています。

育児と療育の隙間を埋めるためには、親子教室という形を続けることに意味があります。

コミュニケーション、五感、アート、感覚、運動、遊び、発達、モチベーション、色んなキーフレーズが私の中で一つになり、MIGAKUベビークラスという新たな形になりました。

親子教室として機能することで、気軽に来てもらい発達で気になることを早期に相談していただけます。

どこへ行っても、「様子をみましょう」で終わってしまって本当に良いのでしょうか?

それが学童期になって本人の困りごとになってしまうことは避けたいですよね。

赤ちゃんの時からのバリエーション豊かな経験・運動学習で将来の困りごとを予防し、赤ちゃん自身が持つ発達する力を信じてサポートする親子教室をつくっていきます^^


新しい一年は、今までの想いを形にする一年になります。

それは本当に、ここまでおやこ支援室Coconを信じて関わってくださった皆様のおかげです。

2020年、おやこ支援室Coconを応援してくださり本当にありがとうございました!!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


そして2021年が皆様にとって笑顔溢れる幸せな一年となりますように心から願っております。