こんにちは。横浜ベビーサイン、EKUBOベビーサインの田中りかです。
昨日のものさしについてです。
わたしは、人は何かを考えるときに、人それぞれ固有の長さのものさしを持っていると考えてます。
なが~いものさしをもっているひとがいれば、短いものさしを持っている人もいる。
というのが、私流、人それぞれの考え方、感覚の違いになるというものです。
たとえば、あるアンケートをとるとします。
あなたは、おにぎりを食べますか?
①よく食べる ②ときどき食べる ③たまに食べる ④あまり食べない
の選択肢があったとします。
でも、この「よく」とか「ときどき」「たまに」「あまり」というのは、人によって全くとらえ方が違ってします。
つまり、同じ1週間に1回食べたとしても、それを「よく」と感じる人もいれば、「たまに」や「あまり」と感じる人もいるっていうことです。
わたしが、いま参加しているママイキでも人それぞれには、ものさしをもっていてそのメモリのはばがひとによって違う ことについて勉強しました。
そして、それを知ることで、ずいぶん気持ちに余裕ができるといううのです。
わたしも、主人と結婚して17年(付き合い始めて24年)になりますが、
このものさしの違いでいや~な思いをしたりケンカをしたこともあります。
たとえば、「よくある」「みんなそう」とかっていうあいまいな言葉を使うことで、うけ取り方が違って擦れ違いが生じるのです。
わたしが、「○○って△△△なんだって。」って表現することを主人は嫌がるのです。
人って、何かのものについての評判を一つ聞くと、それがすべてのようにとることってよくありませんか?
わたしも、そう感じてしまうこともあリますし、そうと思って言っているわけではなくても、つたえかたによっては、主人にとってそう聞こえることがあるらしいのです。
それから
わたしは、ここまでならOK(許せる)と思うことが、主人にとってはそれはすでに限界をこしている・・・っていうこともたびたびありました。
わたしは、結婚して10年ぐらいたってやっとそれがわかり(おそっ!)、相手がいやな思いをしないように少しづつ気をつけられるようになりました。
すると、ずいぶん気持ちが楽になるんですよね。
無駄なイライラや怒りを感じることが少なくなりました。
昨日の息子の「ちょっと早く起こして」は、15分でした。
でも、わたしにとってちょっとは「5分」だったのです。
(実は、前日寝る前にお互いの違いについてはわかっていましたが、次の日の朝ご飯で家庭科の宿題をしてほしくなかったから知らんぷりをしていました)
今までに何度も息子には、「ちょっとではわかんない時があるよ。」とは言ってはきたのですが、
息子は、すぐそれを忘れて、また数字化した方がわかりやすい時に、「ちょっと」って言うんですよね。
息子は、アバウトな性格なんですね。(実は私も結構アバウトな人ですが)
でも、
ものさしの話をすると、反抗期の息子ですが、15分早く起こさなかったわたしに腹を立てずに、
素直に、「そうだね。」とだけ言って、朝の支度をしていました。
宿題が当日までだったら、「そうだね」だけでは済まされず、朝からケンカになっていたのかもしれませんが・・・
わたしは、宿題の締め切りはまだ先だと見込んでいましたし、
もし当日だったとしたら、宿題をギリギリになってすることはリスクがあるということを、
息子が学習するチャンスと思ったのです。
でも、ここでわたしも反省です。
今回は、宿題提出は昨日ではありませんでしたので、平和に終わりましたが、
いつもは、ギリギリになって宿題する息子が、
早めにしようとしたことにわたしは気づきそれをほめてやらなくてはいけなかったんですね。
ママイキでは、この気づきが大事だと教わりました。
(・・・今、こうして書いているときに、気づきました)
今日、帰ってきたらほめてやり、いつこの宿題をするのがベストかを考えさせます。
(出来れば、日曜日にして~~)