「マリリン7日間の恋」観てきました | バーレスクダンサーRITA GOLDIEオフィシャルブログ

「マリリン7日間の恋」観てきました

本日公開の「マリリン7日間の恋」(my week with MARILYN)を観てきました。

パンフレットも美しかったので購入しました。


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ミシェル・ウィリアムズ扮するマリリンモンローの完成度の高さが一番期待していたポイントだったのですが、それだけでなく50年代当時の様子の再現が見事で注目していました。
サウンドトラックも素敵。

あと街のあちこちを走るイギリス車が可愛い。

主人公のエディ・レッドメイン扮するコリン・クラークのもう一人の恋のお相手を演じているのがハーマイオニーのエマ・ワトソンで、すごく衣装や役が可愛らしかった。

ストーリーはちょうどマリリンが「王子と踊り子」の撮影をしていた時のエピソードなのですが、タイトルの青年との恋物語っていうよりも、ローレンス・オリヴィエとマリリンの難しい関係が描かれているのがストーリーのメインに感じました。

役作りに当たってミシェルは相当マリリンの動きや魅力を研究したそうですが、
本物のマリリンに体の雰囲気や顔立ちは似ているがやはり少し異なる。だけれどとても魅力的でした。

「学ぶ」は「真似ぶ」、魅力的なスターをとことん研究して魅力を追求することは自分自身の魅力を高めるのにも繋がるはず。

マリリンもバーレスクダンサーのリリー・セント・シアの動きを研究したそうですし(と、バーレスクの話に繋げてみる)。


「オリジナリティとは、あるものを完全にコピーしたときに出る差異である」と、ボイストレーニングの学校に通っていた頃に先生方が口を酸っぱくしておっしゃっていた。

私も及びませんが動きや表情の研究に磨きをかけたいと思います。


細部にこだわりのあるとても素敵な映画でした。