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私が幼い頃

お稽古事のお月謝というものは

今のように銀行引落しなどという便利な時代ではなく

先生の元にお手渡しで毎月お届けしたものです



その際に、私の母は

いつも銀行で新札に両替をし

お月謝袋にお金を入れておりました



なぜ、わざわざ新札に両替をするのかと

聞いたことがございます



すると母は

「先生にお月謝をお支払いするのは

あなたが面倒を見ていただいているお礼でしょ?

お金をお渡しするというのは感謝をお渡しするの

だからしわくちゃのお札では心が伝わらないのよ

キレイなお札のほうが気持ちがいいでしょう?」

と言いました



私はなるほどと納得し

以来、人様にお金をお渡しする際には

できるだけ配慮するように心がけております



自宅には常に金種別に新札を用意してあります



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冠婚葬祭においても金銭の受け渡しがございます


結婚式には一般的に皆様も新札をご用意されることでしょう

しかしお葬儀の不祝儀においては悩まれる方も多いと思います

私の場合は新札に軽く折り目を1箇所だけ入れて

お渡しするようにしています



お子様のお小遣いやお年玉はいかがされていますか?

私はやはり新札を用意いたします

キレイなお札を受け取ると

子どもでもやはり嬉しいようですし

息子は新札がもったいなくて遣えないと

何年分も保管しているようです(笑)



新札だろうとそうでなかろうと

もちろんお金に変わりはありません



あまり敏感になる必要はございませんが

金銭を直にお渡しするという行為はデリケートです

人は小さな局面において

人を気持ちよくもさせ、不快にもさせるもの…

また、金銭に限ったことではなく

些細ことで人は

自分を印象付けたり、判断したりするもの

これは常に肝に命じていなければと思います



ひと手間かかることでも

自分がされたら気持ちよいことを、人様にもする

それが大人のエチケットと母から教えられたことです




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