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先日のこと…
友人の娘さんがピアノを習ってらして
今度発表会があるのだが暗譜ができず困っている
と相談を受けました
暗譜とは楽譜を見ないで演奏する、つまり
楽譜を全て記憶して演奏するということです
私はひとまず
「弾いて弾いて弾きまくれ」とアドバイス(笑)
乱暴極まりないですね![]()
私は音楽学校を出た後
約10年間講師の仕事をしておりました
専攻は鍵盤です
暗譜の方法。。。
私の経験上では2つしかありません
ひとつは、先ほどの弾いて弾いて弾きまくって
カラダ(厳密に言いますと指)で憶える方法
もうひとつは、楽譜を脳に覚えこませる
いわゆる、写真のように楽譜の全頁を
カシャっと脳に転写するんですね
どちらがいいかは人によって様々だと思います
ただ、楽譜の転写は絶対に忘れません
一度覚えたら何年経ってもパーフェクトに楽譜が浮かぶのです
その代わり、覚えるにも『訓練』が必要
コツとか努力なんて言葉は適切ではなく『訓練』です
気合いと根性がいる作業です(なんか昭和っぽいフレーズ
)
基本的には不安を払拭できるまでの
膨大な練習が一番の暗譜法かと思います
なぜなら、演奏に入ってしまったら
どんなに楽譜を頭に叩き込んでいても
脳にある楽譜のページをめくりながら演奏するわけではないからです
そんなことをしていたら、いい演奏は出来ません
途中で音符を忘れ手が止まり頭が真っ白になったからとて
瞬間的に楽譜は頭に浮かばないのではと思います
私は幸い、試験や舞台の演奏中に暗譜が飛んだ経験がなく
その時どんな状況になるのかがわからないので
転写暗譜を実際に現場で使ったことがございません
でも、コンクールの前などは非常にナーヴァスになり
弾いても弾いても不安で仕方ないので
転写暗譜の方法をあみ出して訓練に明け暮れましたが
これは保険のようなもの
あくまでも心に保険をかけるような暗譜ですから
使わないのが一番(笑)
舞台に立ってしまったら
自分を信じて弾くしかない
悪いイメージを払拭し
いいイメージだけを持てる強い精神力で
全力を出し切ること
そうやって自信というものは
少しずつ少しずつ積み上げられていくものだと思います
なんでもそうですが
近道はありません
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