お父さんが死んでしまって丸2年めの夜です。

残念なことに、”じーじ”が生きている時の
記憶は娘には残ってない模様。

前向きなことなんか何も考えられない状態まで
悪くなってしまったお父さんの最後の希望は
「あかりの記憶に残るまで生きる」ことだったと思う。

私もそれを本当に望んでたけど、
さすがに1歳じゃ無理そうです。
でも写真に話しかけたり、アルバムで姿をみつけると
「これじーじ?」と興味を示したりしてます。

娘の私はこの2年間、
忘れることなんか全然ないし、
悲しい思いも後悔も
「えー」ってくらいちっとも消えない。

でも、生活の中で
「ここ、お父さんならこう言うだろうな」とか、
「この風景は好きそう」「これ食べさせたい」とか
そんな想像をおだやかな気持ちでできるようになったのは
1歩前進かもしれない。

お父さんのためにも、
のこされた私たちは健康でありましょう。

お母さんは食生活をきちんとね、
お兄ちゃんは過労でたおれないようにね。
あかりは甘いものばっかりじゃなくてごはんもちゃんと食べてください。
お父さんは見守ってくれていつもありがとう。