今年7月と10月に日本脳炎ワクチン接種後に亡くなられた方が報告されました。
7月に死亡された方は、接種後1週間で急性脳症で亡くなられ、
また、10月に死亡された方は、接種直後に心肺停止となり、約2時間半後に亡くなられています。
厚生労働省からだされた今回の件に関する見解は
- 今年7月の死亡事例については、感染症に伴う急性脳症の可能性が考えられるが、予防接種による影響は不明であり、引き続き調査検討が必要である。
- 今年10月の死亡事例については、ワクチンそのものとの関連性は低く、他の要因による影響が大きいものと考えられるが、更なる調査検討が必要である。
二つの事例をもって日本脳炎ワクチンによる健康被害のリスクが高まったわけではないとされています。
日本脳炎はウイルスを持つ蚊がヒトを刺すことによって感染します。![]()
症状が現れずに経過する(不顕性感染)場合がほとんどですが、
症状が出る場合には、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、
引き続き急激に、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、
けいれん等の中枢神経系障害(脳の障害)を生じます。![]()
大多数の方は、無症状に終わりますが、脳炎を発症した場合20~40%が死亡に至る恐い病気です。
昨年は9名の患者さんの発生が報告されています。![]()
温暖化も進んでいて
日本脳炎ウイルスの増幅動物であるブタの抗体陽性率が高まっているため![]()
http://idsc.nih.go.jp/disease/JEncephalitis/QAJE.html
今後心配な病気です。
もし,今の騒ぎがとっても気になる場合は
状況が落ち着くまで冬の間は考えてみてもいいかもしれませんが![]()
今回の件でワクチンの接種率が下がると
蚊が活動し始める時期には流行するかもしれません。
出来れば早めにしっかり接種しておきたいワクチンですね。![]()
詳しくは厚生労働省のホームページをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/annai.html
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/nouen_qa.pdf