明日から14週目です。


今までのこと、

思い出して

まとめようと思います。


*3週目*

まだ私は妊娠してること知らなかった。

23日まで実家に。

冗談で親に「赤ちゃん出来たー」とか

笑って言ってた。

24日、朝バスで大阪着いて

そのまま彼の家へ。

私「生理来ないねん…赤ちゃんできたら、嫌やんな?」

彼「嫌じゃないよ~」

彼はそう言ってぎゅぅって抱きついてきて、

昼から仕事だったので眠る。

夜、家に帰って市販の検査薬。

陽性+。

(!やったあ!でも、どうだろう…)

25日、朝もう一度検査。やっぱり陽性。

彼にメール。

私「赤ちゃんできたかも」

彼「そうか。とりあえず早く病院行こ!」


*4週目*

彼と一緒に病院へ。

彼はなんかどことなくイライラ、焦ってる感じ。

前に「できたら結婚するしかない」と言ってたので

問診票に「結婚する」に○、堕胎しないに○。

診察では、まだ早すぎるか流産してるか子宮外か、で

袋さえ確認できず。

帰りに「どうなんやろーもうおらんのかなあ…」

と呟くと、

彼「産むん!?」

私「え…?(一瞬言葉の意味がわからなかった)」

彼「おろすとか、考えへんの?」

私「(誰が)おろすか!」

彼「(困った顔でイライラしながらタバコ吸いだす)」

近くのホテルでランチ食べながら、

少し話し合う。

喧嘩になりたくないから

私「ね、私と結婚してみぃひん?笑」

彼「お断りします。笑」


*5週目*

毎日毎日悩んで考え込む。

私がおろすなんて考えられない。

22歳よ。高校生でもないのに。

ある夜中、彼が家に来てお話。

なんか、改まって正座してこっちを向く彼。

私は彼の目も見れなかった。

彼「おろしてほしい」

今までにない、真剣な顔で、声で。

彼「なんとかうまくやっていけないか、とかも考えた。

  でも、やっぱり、今は望めないし、

  俺は父親にはなれんしなりたくない」

何も答えられずに

私はそのまま泣き続けた。

泣いて変わるわけじゃない。

何か言わなきゃ、答えなきゃ、と思うけど

泣いて呼吸が苦しくて何もしゃべれない。

なんて言ったらいいか、わからない。

3時間、泣きっぱなしで、

彼は背中さすったり、頭撫でたりしてくれて

でも、心の中で、触らないで!って気持ちが拒絶して

彼の手を何度も払った。

彼はずっと、何も言わなかった。

その日は帰ってもらって、

メールで送ったけど

なんて送ったか記憶がない。

自分の気持ちを殺して、

彼のために、おろして、

彼とはもう縁を切ろう。

そんなことを思ってたと思う。


*6週目*


別の病院に行った。

また彼が付き添い。

堕胎手術の日程を決めた。

病院ついて診察して病院を出るまで

涙をずっとこらえ続けた。

誰か気づいてよ。

おろしたくなんてないよ。

と、訴えたくてしかたなかった。


保険証の関係で、親に報告しないといけなかった。

私「親に伝えなきゃいけない」

彼「そうか。じゃあなんて言うか話しあっとこ。」

でも、話し合いは一度もなく、

彼は休みなのに、帰る、と言い出し、

親に電話すると言っても、

まあ今日はもう帰るわ、とさっさと帰ってしまった。


毎日泣いた。仕事中も。

親に電話して、やっとわかった。

私、産みたいんだ、と。

オーラを見てくれるハンバーグ屋に行って、

「悩んでるんです」

とだけ言うと、

「いいえ、もう悩んでないじゃないですか。

 あなたの中で、答えは出てますよ。

 親や周りのことをなぜそんなに気にする?

 大丈夫ですよ。あなたは善と悪を見極められます。

 正解不正解はありませんが、

 あなたは、あなたが正しいと思う方に進めばいい。

 オーラは、ずごいパワーを発揮してくれますよ。」

と言われた。答えはわからなかった。

でも、日記では毎日、産みたい方向でいる自分。

だったらそっちが答えなんだな、と気づいた。


*7週目*

手術は2日間あった。

1日目が前処置、2日目が手術。

1日目は16日で、

私はよく遊ぶ仲間たちに誘われ、

朝2時ごろから鳥取へドライブに。

もう迷いはなかった。

絶対、おろさない!

朝6時、彼からメール。

彼「会われへんか?」

私「会う意味がわからん」

朝9時半、病院に電話して、手術をキャンセル。

その日は仲間のおかげでワイワイ騒いで

幸せな一日になった。

夜9時ごろ、家に帰るとポストに同意書が。

彼の字で名前と住所、捺印。

急に現実に戻された。

哀しくてむなしくて、ひきちぎろうか思ったけどやめた。

次の日は家でじっと過ごした。

何もせずに無気力で、放心状態。

ぼーっとしながら

「あぁ、今日、彼の子は死んだんだ。

 この子は私だけの子だ。」

なんてぼんやり思った。