GRK4楽しみですね。あわよくば買ってみたいと思ってる今日この頃ですが、画像を見てみるとRWDなのにモーターレイアウトは従来の縦置きですね。

4駆の場合、真ん中をシャフトやベルトが通る都合、バッテリーもモーターも縦にレイアウトするのが普通で、これが縦置きの始まりだと思うんですが、GRKは恐らく確信犯でしょうニヤニヤそれはモーターのジャイロ効果。

ジャイロって言っても電子デバイスのジャイロじゃなくて、本当のジャイロ効果。
ほら、走る自転車が倒れないとか、コマやヨーヨー、コインが倒れずに転がる原理です。



ハンドスピナーも高速で回すと指でジャイロ効果が実感できますね。

モーターも同じく高速で回転することでジャイロ効果が発生するわけで、もちろんスパーギヤとかタイヤにも同じくジャイロ効果がでてますが、回転数や質量からいけば1番大きな力が発生してるのはモーターだと思うんです。

んで、どんな力かというと、回転軸の保存性。軸の方向を変える力を受けると反発するんですよね。

なので横置きモーターの車は、高回転時にロールしづらく、縦置きモーターの車は高回転時にピッチングが制御され、テールスライドを止める力が働くんじゃないかなと。
さらにロールは制限されないので、カシガリにも向いてるという訳です。



ただ、反トルクによる左右差がありますが、当然、逆回転となるスパーギヤが相殺するわけだし、半トルクが大きく発生するのはモーターが低回転から高回転に移る瞬間なので、お手手でどうにでもなる領域です。縦置きの車で走っている人はこの辺は理解して滑らかなアクセルワークをしてるはずです。

なので、私なりの結論としては、縦置きモーターの車は、ローギヤで高回転を多用するほうが面白いんじゃないかなーと思います。
セッティングが決まれば、コーナーを握りっぱで立ち上がるような、実車の白煙が見えるような迫力ある走りが楽しめそうです。

今日はこんな感じで。
ではでは。