最近アクセス数がすごく伸びていて、原因は何かなと思ったら「トラクション」に興味がある方が多いようで、今回もそのネタでいってみます(笑)
先日メッキホイールを履いてとっても滑るようになって、ハイトラクションホイールの恩恵を実感したわけですが、VXサスのサスピン軸をボールベアリングからOリングに変更して横の粘りが復活。さらに流行りのハイトラクションシートなどの効果もあって、「このグリップ感ってなんだろう?」と考えてました。
同じサーキットで同じタイヤでも車によってタイヤが喰う回転域が違ったりしますよね。
んで、「これって固有振動数じゃね?」と。
固有振動数は、ざっくり言うと物が共振する振動数のことで、重い物より軽い物、柔らかい物より硬い物、長い物より短い物のほうが振動数が高くなります。
ゴルフクラブのシャフトを選ぶときも出てくる言葉なのですが、実車でもバネを選ぶときに使います。乗り心地が良いのは固有振動数が低いバネですが当然バネレートを高くすると振動数も高くなります。
ラジコンで言うと
ハイトラクションホイールやハイトラクションシートは柔らかいので固有振動数が低いということですよね。
これって固有振動数の特性に当てはめると、
柔らかくて重いシャーシ、長いサスアーム、巻き数の大きいバネ(線が長い)、バネ下荷重も重くすると同じ特性になるんじゃないでしょうか。
低い=粘る、トラクションが上がるっていう感じなんでしょうかね。
走る路面の固有振動数や摩擦係数も関係してくるのでそれぞれの相性もあるかもしれません。
まあ、そんなことを考えながらセッティングする人なんていないでしょうけどw
今日はこんな感じです。
ではでは。