病気にならない「冷えとり」健康法  進藤 義晴


冷えはアトピーに良くないと考えているので、読んでみました。


病気はその症状が出ている部分だけを見るのではなく体全体を見ないと治らないということがまず書かれています。この考えには大いに納得です。

病気というのは内臓が毒を吐き出すことで起き、それを治すには冷えを取れば良いというのは、ちょっと極論のような気がしますが、冷えると血行が悪くなり栄養が体の隅々までいかなくなるし、老廃物を排泄することもできなくなるというのは納得できます。


湿疹や、鼻水・炎症・中耳炎などは毒出しのサインで止めずに出し切ることが大切。痒いところを書くのも毒だしのになるそうです。アトピーに痒みがあるのも毒だしのためなんですね~。


運動も毒だし効果が高いようですが激しすぎる運動は活性酸素を発生させる(この辺は新谷先生と同じ考え方ですね。)のでゆっくりとした動きの運動が良いようです。特に足首の運動は冷えとりの効果も高いのでお勧めみたいです。


とにかく冷えをとると健康に良いということが書かれていますが、一部それはちょっと・・・と思うところもあり。「冷えを取ると流産はありえない」と言い切っているところには経験者としては違和感を感じます。


具体的な冷えとり方法が詳細に説明されていて分かりやすいです。


服装は頭寒足熱で、特に下半身を温めると良いようです。寝る時も靴下を履いて湯たんぽで足を温めるということですが、靴下を履いたまま寝るのは抵抗があるので湯たんぽだけ実践することにしました。気持ちがいいですね。シルクの5本指靴下も注文中です。


半身浴もいいようです。温かい血は上に冷たい血は下に行く性質があるので全身浴よりも半身浴の方がより血液の循環が良くなるようです。


冷えに良い食べ物も基本的に玄米菜食で、精製された食品(精白米・白砂糖)は避けるというもので、今まで勉強したものと一緒でした。


腹式呼吸や気持ちの持ち方も大切なようです。呼吸はまず吐いて、吐ききってから吸う。


しっかり体を温めて健康になるぞ!



病気にならない「冷えとり」健康法