～②～

帰りの道中

小僧が帰ってきたら『何て声をかけようかな？』と考えていた。



結局
かけた言葉は…




『お疲れ』

の…たった一言。



小僧からは



『ありがとうございました。』の一言。









もう明日からは…

ユニフォームを洗うこともない。


土・日・祝日に弁当を作ることもない。




どんな日常になるか→さっぱり分からん。






でも…


まだ…



俺にとっても


小僧にとっても



まだまだ・・・

『旅の途中』


それであることは間違いない

(^o^)／

旅の途中。

どこまでも潜っていけそうな碧い空。 うだるように照りつける太陽光。


気温３０℃を超える暑さも…あまり感じない。



最終回２アウト……


バッターボックスに向かう後輩の肩に手をかけながら・・・何事か声をかけている小僧。



ネクストバッターズサークルに戻り…膝立ちでバットをふりながら戦況を見つめる小僧。


スタンドから見る小僧の背中は…野球を始めた小学校２年の時から比べると・・・・・・随分と頼もしく…男の背中になっていた。



絶対的に追い詰められた状況。

バットを置き…手をメガホン代わりに声を出す。



相手投手の手から放たれた白球はキャッチャーミットに綺麗に吸い込まれた。


響き渡るサイレン。


最後の映像は小僧にはどのように映っていたのか？？？ それは分からない。



１０年間続けた野球。 ネクストバッターズサークルで終えた。


相手高の校歌を聞いているその背中を見ていることを出来なかった。

俯いたまま…スタンドに挨拶に来る姿は何となく見えていたような気がする。


試合終了後…
汗と泥にまみれたまま泣き崩れている選手達を→一学年上…二学年上の先輩達がキレイな私服のまま抱きしめてくれている。





『終わったんだな！』


と言う実感がちょっとずつ感じてくる。

ラスト。。

どうも…皆さん、お久しぶりです


季節は梅雨まっだなか。昨夜の台風は雨>>風凄かったですね～




さて…

さて…


(^o^)／今日は我が家の小僧の最後の夏の組合せ抽選の日



初戦の相手は～～～



(*^o^*)




(・_・;)




(￣○￣;)




ま…


潔く玉砕してこいや～



出来うることならば…９回までやらしてやりたいな。



親父殿個人の希望としては…


試合終了最後のバッターにはなってほしくないな。




小学２年の春から始めた野球。


残り３週間。



長かったような…


短かったような…



ホッとするような…



ガックリするような…



ま～

楽しんでいこう



(*^o^*)